クスリ【軟膏】の英単語・雑学｜あるドリンクの名前にも由来

きむっちです。

クスリで使われている軟膏。
この軟膏には意外といろいろなつながりがあります。

意外かもしれないですが、
ある有名なドリンクの名前ともつながりがあります。

どんなこととつながりがあるのか、知りたくないですか。

この記事では、
クスリの軟膏についての英単語・軟膏・雑学について紹介していきます。

この記事を読むことで
軟膏以外の雑学や豆知識をつけることができますよ。

【この記事を読んでいただく前に】

この記事を読んでいただく前に
救急品で使われるバンソウコウのことを知っておくことで
軟膏とバンソウコウのつながりも見つかりますよ。

軟膏の反意語にあたる言葉は
バンソウコウとも関係あるんですよ。

バンソウコウの記事はこちら

クスリの記事はこちら

軟膏単独での歴史がわからなかったので、
こちらでクスリ全体の歴史について簡単に解説しています。

軟膏とは

まず、軟膏（なんこう）について説明していきますね。

軟膏というのは、
硬膏（こうこう）に脂肪・ワセリン・グリセリンなどを
練り合わせて柔らかくした半固形の塗り薬を指しています。

ここで出てきた
「硬膏」というのは、軟膏よりも硬いもののことです。
常温では固形で引き伸ばしにくいが、体温に接すると粘着性を生ずる膏薬（こうやく）のことを指します。

さっき出てきた「膏薬」は、
動物のあぶら（油脂など）でねり合わせた、
傷・できものなどの外用薬のことになります。

軟膏の英単語

軟膏は
英語で”ointment"です。

日本語ぽく表すと
「オイントメント」です。

【ointmentの語源】

ここからは
ointmentの語源について解説していきますね。

"ointment"の語源は
古フランス語の”oignement”から
始まったと言われています。

このointmentは
oil（油）から由来しているのです。

ここで、
oilの”l”が”t”に変わった場合でも「オイル」を表します。

オイルの表面がザラザラしたものに
applyする（塗る）ことで「すべすべ」するところから
”unpleasantly ingratiating"という意味になりました。

ここで”unpleasantly ingratiating"とは
「不愉快に取り入れるような」という意味があります。

この代表が"unctuous"です。
形容詞で「油のような」や「すべすべ」です。

"unctuous"は軟膏の成分としても
説明されていますよ。

最初に説明していますが、
軟膏は硬膏を油などで伸ばしたものとわかると
捉えやすくなります。

【ointmentの英英の意味】

ネットの英英辞典では、
”ointment"は次のように表されています。

a soft cream that you rub into your skin, especially as a medical treatment
「特に医療的な処置をするときに皮膚の上に擦りつける柔らかいクリーム」
引用元：ointment（ロングマン英英辞典）

【硬膏（こうこう）の英単語】

ここで、
軟膏は硬膏から作られたものになります。

では、
硬膏の英単語はあるのか？

ずばり、硬膏の英単語もあります。

「硬膏」は
英語で”plaster"です。

今まで僕の記事を読んでいただいた方だと
「この単語、聞いたことあるかも」と思い出されるかもしれませんね。

なんと、バンソウコウの英単語と同じなんです。
バンソウコウでも、昔は軟膏が使われていました。

実は、バンソウコウには他の英単語もありますよ。
バンソウコウの記事はこちら

軟膏から広がる雑学

ここからは
軟膏の雑学を解説していきます。

軟膏といろんな
ドリンクがつながっているんですよ。

【軟膏が有名な会社】

軟膏で有名な企業の1つとして大塚製薬がありますよね。

大塚製薬は
軟膏を作っている企業の1つです。

大塚製薬が作っている軟膏として有名なのは
「オロナイン軟膏」です。

【オロナイン軟膏から
　名づけられたドリンク】

意外かもしれないですが、
オロナインの名前の一部から名づけられたドリンクがあります。

なんと、
それが「オロナミンC」です。

オロナミンCも
大塚製薬が販売しているドリンクですよね。

「オロナイン」の「オロナ」をもじって
名づけられました。

オロナミンCは
東海道新幹線が開通し東京五輪が開催された
翌年の1965年に発売されました。

今ではどこでも売っているドリンクですが、
50年以上の歴史があって面白いですね。

最後に

軟膏は
油を使って作られたことから広がったクスリとも言えます。

この軟膏の名前がドリンクの名付けにつながっていることから、
単純に皮膚のカサカサなどを治すだけじゃない魅力があるクスリと言えますよね。

軟膏を皮膚の上で塗りながら
いろいろなことに広げることを考えてみてはいかがでしょうか。

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＜きむっちの自己紹介の記事はこちら＞