【基礎英文法】（２１）形容詞・副詞の基礎

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回は
形容詞・副詞について
簡単に説明していきますね。

今まであまり説明してこなかったのですが、
これから先の英文法でも大事になる項目ですよ。

①　形容詞（adjective）

【基本的な形容詞の使い方】

形容詞は
基本的には名詞を修飾するものになります。

たとえば「若い」、「美しい」、「高い」などが
形容詞になります。

例としては
次のようになります。

She has precious experience.
「彼女は貴重な経験がある」

I like to see beautiful pictures.
「私は美しい絵を見ることが好きです」

【名詞+形容詞の形になることもある】

不定詞のところでも解説しましたが、
somethingを修飾したいときには
語順がsomething + 形容詞になります。

I want something hot to drink.
「私は何か温かいものを飲みたい」

この不定詞の用法について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

【形容詞は補語としても使われる】

ただし、
be動詞を伴う使い方などの場合には
形容詞は名詞を修飾するのではなく、
補語として使うことになります。

使い方としては
次のようになります。

He is young.
「彼は若い」

この英文だと、
【彼＝若い】ってことが
成り立っていることを示すことになりますね。

②　副詞（adverb）

【副詞は名詞以外を修飾できる】

副詞は
名詞以外ならどんなものでも修飾できます。

たとえば「速く」、「上手に」、「高く」などが
副詞になります。

使い方としては
次のようになります。

She can run fast.
「彼女は速く走ることができる」

I like taking beautiful pictures.
「私は美しい絵を見ることが好きです」

「名詞以外」というのは
動詞、形容詞、副詞などがあたります。

副詞を副詞で修飾することだって
できるんですよ。

副詞を副詞で修飾する例として
次のような英文になります。

He arrived too late.
「彼はとても遅い時間に到着した」

【there、here、homeなども副詞】

thereやhereなども
副詞になりますよ。

I went there.
「私はそこに行った」

I'll wait here.
「ここで待ってます」

I have to go home now.
「そろそろ家に帰らないと」

【時間を表す言葉も副詞】

今までの過去形や未来形の中で出てきた
時間を表す言葉も副詞になるんですよ。

時間を表す副詞の場合、
文の後ろで使われることが多いです。

例えば、
次のようなものが時間を表す副詞になります。

●　tomorrow「明日」
●　yesterday「昨日」
●　two month ago「２か月前に」
●　last year「昨年」　
●　next month「来月」　など

例文だと
次のようになりますよ。

I went to Tokyo last week.
「先週、東京に行きました」

【頻度を表す言葉も副詞】

頻度を表す言葉も副詞になりますよ。

頻度を表す副詞の場合、

一般動詞の場合だと
動詞の前で使うことが多いです。

この英文だと
副詞は動詞を修飾してますよ。

I sometimes go to Tokyo.
「私はときどき東京に行く」

be動詞の場合だと
be動詞の後ろで使うが多いです。

この英文だと
副詞は形容詞を修飾してますよ。

I'm always happy.
「私はいつも幸せだ」

細かく解説すると少しややこしくなるので、
以前の頻度を表す副詞の記事を
参考にしていただけると嬉しいです。

【副詞は文全体も修飾できる】

さらに副詞は
文全体を修飾することだってできます。

たとえば
”fortunately”だと「幸いにも」ってことで
副詞で文全体をくくることができるんですよ。

Fortunately, he passed the exam.
「幸いにも、彼は試験に合格した」

次回のお知らせ

次回からは
比較表現について解説していきます。

比較表現に入る前に
今回解説した形容詞・副詞の内容を
しっかり理解しておくことが大切です。

この内容を
しっかり振り返っておいてくださいね。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again！

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