昆虫【コガネムシ】の英単語・特徴などを紹介します
この記事では昆虫のコガネムシに関連した英単語・特徴などを紹介していきます。
コガネムシに関する情報
コガネムシは漢字では黄金虫、金亀子と書きます。成虫になると光沢を出すことから黄金という名前が付いています。
大きさは15~25㎜程度なので、種類による差はそれほどありません。
外見の色は様々で緑色、暗紫色などの外観です。
コガネムシの英単語
コガネムシの英単語は gold bug(ゴールドバグ) や scarab beetle(スカラブビートル) となります。
gold bug の方は英単語と日本語がほとんど一致していて、「黄金虫」のことを泡らしています。
scarab beetleのscarab(スカラブ)とは古代エジプトの昆虫形の護符からきています。
また、「オオタマオシコガネ、スカラベ」とも言われます。コウチュウ類のコガネムシ科にタマオシコガネ属の属名及びその語源となった古代エジプト語なのですね。
このスカラベは動物の糞(ふん)を球の形にして食物として仲間のところまで持ち運ぶ習性があるんですね。
beetleは「カブトムシ、甲虫」のことを表します。カブトムシと同じ種類となります。
童謡「こがね虫」に隠された秘密
童謡の「こがね虫」はこのような歌詞です。
引用元:童謡・唱歌 こがね虫
実はこの童謡で出てくる「こがね虫」ではないと言われています?その動物とは何か?実は「ごきぶり」なんですね。
その理由は・・・「ごきぶり」の記事で書くことにしますね。
似た昆虫「カナブン」との違い
コガネムシとよく似た虫としてカナブンがいます。カナブンも英単語ではscarab beetle (またはcanabun)となります。
ここからはコガネムシとカナブンの違いを書いていきますね。
カナブンは大型のハナムグリの一種となります。
カナブンは主に北海道以外で生息しているといわれています。一方のコガネムシは北海道を含む日本全国で生息しています。
「コガネムシ」と「カナブン」の見分け方
コガネムシとカナブンの成虫はお互い光沢がある特徴は同じなのですが、色の違いがあり、色で見分けやすくなります。
コガネムシは見た目が緑であることが多いです。
一方のカナブンは赤い銅色であったり黄土色であったりするんですよ。
コガネムシは前の羽を閉じたまま飛ぶことができないんですが、カナブンは羽を閉じたままでも飛ぶことができます。
色や飛び方の違いを見ることで区別しやすくなりそうですね。
「カナブン」は益虫でもある
コガネムシは幼虫から成虫になっても植物を食べ続けるので、農作物が枯渇させられることから害虫として扱われます。
一方のカナブンは樹液を吸います。また、カナブンの幼虫は枯れてしまった落ち葉を食べます。育っている農作物を食べることがないので、益虫とされるのですね。
まとめ
少しややこしいコガネムシとカナブン。コガネムシは害虫とされていますが、昆虫たちにとっては生きていくためなので、生活していく上で益虫か害虫なのかを区別されるのは少し残念なように思ってしまいます。
次回も昆虫に関する英単語を元に昆虫のことについて深めた記事をアップしたいと思います。
画像引用元:Pixabay