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【基礎英文法】(22)比較表現②比較級-5|比較級の疑問文の作り方・答え方

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回は
比較級を使った疑問文について
解説していきますね。

また、
疑問文に対する
答え方も解説していきます。

比較級の平叙文については
こちらの記事で振り返ってくださいね。

比較級の否定文についてはこちら

今回の内容は
選択疑問文の内容も含んでますよ。

こちらの記事で選択疑問文のことも
振り返っておいてくださいね。


比較級を使った疑問文

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比較級を使った疑問文は
基本的な疑問文を作るときと
同じようになります。

疑問文にするときには
形容詞・副詞の比較級の形は
変化しないんですよ。

また、
疑問文に対して答えるときには
比較級の表現が省略されることが
一般的なんですよ。

【be動詞の場合】

be動詞の場合は
次のようになります。

He is taller than you.
→ Is he taller than you ?
「彼はあなたより身長が高いんですか?」

この疑問文の基本的な答え方は
be動詞の疑問文と答え方になりますよ。

yesの場合
Yes, he is.
(Yes, he is taller than I)

noの場合
No, he isn't.
(No, he isn't taller than I)

【一般動詞の場合】

一般動詞の場合にも
同じように疑問文にできます。

Does he swim better than you ?
「彼はあなたと同じくらい上手に泳ぐんですか?」

この疑問文の基本的な答え方は
be動詞の疑問文と答え方になりますよ。

yesの場合
Yes, he does.

noの場合
No, he doesn't.

この疑問文の場合だと
助動詞のcanの方がしっくりきますね。

もちろん、
助動詞のcanを使って
比較級の疑問文を作ることもできます。

Can he swim better than you ?
「彼はあなたよりも上手に泳ぐことができますか?」

wh疑問詞を含む比較級の疑問文

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比較級の疑問文では
wh疑問文を含むパターンで
よく使われることがあるんですよ。

比較するときには
人やモノで比較することが多いから
”which"や”who”の疑問詞がよく使われます。

先ほどの疑問文と同じく
答えるときには比較級が省略されることが
基本です。

ここでは
6個のwh疑問文のパターンを
解説しますね。

① Which is 比較級, A or B ?

まずは
whichとbe動詞を使ったパターンから
みていきましょう。

Which is bigger, this book or that mobile phone ?
「この本と携帯電話では、どちらの方が大きいですか?」

答え方としては
次のようになります。

This book is.
(This book is bigger than that mobile phone.)

「この本です」

② Which + 一般動詞の疑問文 + 比較級, A or  B ?

一般動詞を使った場合でも
疑問文にすることができます。

Which do you want better, beer or wine ?
「ビールとワインだと、どちらの方が欲しいですか?」

答え方としては
次のようになります。

I want beer better (than wine).

「ビールが欲しいです」

③ Which + 名詞 + 一般動詞の疑問文 + 比較級, A or  B ?

whichを使った疑問文では
名詞と組み合わせて使うことが多いですよね。

比較級の疑問文でも
名詞と組み合わせたパターンで
使うことができるんですよ。

Which fruit do you like better, apples or strawberries ?
「リンゴとイチゴなら、どちらの果物が好きですか?」

答え方としては
次のようになります。

I like apples better (than strawberries).

「リンゴの方が好きです」

この疑問文では
whichの代わりにwhatを使うことも
できますよ。

What fruit do you like better, apples or strawberries ?
「リンゴとイチゴなら、どちらの果物が好きですか?」

④ Who is 比較級, A or  B ?

人を対象にした
wh疑問文でも使うことができますよ。

Who is taller, Taro and Ken ?
「太郎とケンのどちらが身長が高いですか?」

答え方としては
次のようになります。

whoの疑問文の場合でも
省略することができますよ。

Taro is (taller than Ken.)

「太郎です」

⑤ Who + 一般動詞の疑問文 + 比較級, A or  B ?

次のような疑問文の場合には
主に副詞で使うことが多くなりますよ。

Who do you think more positively, Taro and Ken ?
「太郎とケンのどちらが前向きに考えますか?」

答え方としては
次のようになります。

doを使った疑問文のように
”do(does)”にすることで
かなりシンプルな答え方ができます。

Taro does.
(Taro thinks more positively than Ken.)

「太郎です」

⑥ Who + 一般動詞 + 比較級, A or  B ?

⑤のパターンでは
一般動詞の疑問文でしたが、
疑問詞whoを主語にした場合でも
選択疑問文にできるんですよ。

Who runs faster, Taro or Ken ?
「太郎とケンだと、どちらの方が速く走りますか?」

答え方は
⑤と同じになりますね。

Taro does.
(Taro runs faster than Ken)

「太郎です」

次回のお知らせ

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比較級を使った表現は
いったんここまでにしたいと思います。

次回からは
比較表現の最上級について
解説していきます。

基本的な
形容詞・副詞の変化のルールは
比較級とそれほど変わらないんですよ。

まずは
最上級の表現で
形容詞・副詞がどのように変化するのかを
解説していきます。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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