【基礎英文法】(22)比較表現③最上級-3|最上級の平叙文
きむっちです。
英文法について解説しています。
今回も
比較表現について
説明していきますね。
今回は
最上級を使った表現について
英文で解説していきます。
最上級の基本的な表現は
次のようになります。
S V+形容詞・副詞の最上級+in(of)・・・
「・・・の中で一番~」
前回は最上級で
規則変化・不規則変化する
形容詞および副詞について
解説してきました。
最上級で
規則変化する
形容詞・副詞の記事はこちら
最上級で
不規則変化する
形容詞・副詞の記事はこちら
最上級を使った英文の特徴
この記事の最初に
最上級の基本表現は
次のようになることを解説しましたよね。
S V+形容詞・副詞の最上級+in(of)・・・
「・・・の中で一番~」
ここで
先に”in”と”of”の区別について
解説しますね。
① ”in”を使う場合
”in”は空間内が対象になります。
ここでの「空間」ってのは
部屋などに限らず、
地球や宇宙のことまで含めて使えるんですよ。
その場所の中で
限定的なスポットを指すときには
”at”を使うことがあるんですよ。
ただし、
”at”を使うよりは
”in”を使うことが一般的ですよ。
”at”を使う例は
後で解説しますね。
② ”of”を使う場合
"of"の場合には
個別同士で比較する場合に使います。
人に限らず
モノも対象なんですよ。
なので、
”空間”じゃなくても使う場合に便利です。
その代わり、
他の人やモノの情報がわからないときには
”of”は使えないってことになります。
規則変化する形容詞・副詞と
不規則変化する形容詞・副詞で
解説していきます。
最上級を使った英文
最上級を使った英文として
次のような使い方をしますよ。
規則変化する形容詞・副詞と
不規則変化する形容詞・副詞で
解説していきます。
【規則変化する形容詞・副詞】
① 形容詞(規則変化)
まずは
規則変化の形容詞を使った例から
例文を紹介します。
I am the tallest in my class.
「私はクラスの中で一番身長が高い」
He has the biggest bag of all club members.
「彼はクラブのメンバーの中で最も大きなバッグを持っている」
He took the most beautiful picture in his class.
「彼はクラスの中で最も美しい写真を撮った」
② 副詞(規則変化)
次に
規則変化する副詞を含んだ比較級の例文を
解説します。
He runs the fastest of five.
「彼は5人の中で最も速く走る」
もう1つの例として
単語が長い場合(2音節以上を含む場合)だと
次のようになります。
Starfishes move most slowly in this aquarium.
「この水族館の中ではヒトデが一番ゆっくり動く」
ここで少しブレイクです。
さっきの例文で出てきた
ヒトデのことについて知りたくないですか?
ヒトデは
予想以上にゆっくり動くんですよ。
海の生き物ヒトデの記事を
ブレイクとして読んでいただければ嬉しいです。
”the”を使わない最上級はあるの?
ここまで
最上級では
”the+最上級”ってことで
解説してきましたよね。
”the”は限定する冠詞だから、
”the”が付くことで強調しているってことで
納得できますよね。
ここまで読むと
”the”を使うのが一般的って
印象を受けるかもしれませんね。
① theを省くことができる
実は
”the”を省いて使うこともあるんですよ。
あるスポットの中だけで比較するときや
あるときの状態を他の状態と比較するときには
”the”を省くことになるんですよ。
例文としては
あるスポットの中だけで比較するときは
次のようになります。
This mountain is tallest at this point.
「この山はこのポイントが最も高い」
対比する文章としては
次のようになります。
この場合には他の山とも比較しているから
”the”を付けることになりますよ。
This mountain is the tallest in Tokyo.
「この山は東京で最も高い」
あるときの状態を他の状態と比較するときには
次のような英文になります。
He is happiest when he writes note article.
「彼はnote記事を書いているときが一番幸せだ」
対比する文章としては
次のようになります。
この場合には他のメンバーとも比較しているから
”the”を付けることになりますよ。
He is the happiest man of them all.
「彼は彼らの中で最も幸せだ」
② ”the”の代わりに所有格などを使う
ここまで
”the”は特定するための冠詞って
説明してきましたよね。
特定できる言葉として
”my”などの所有格を
”the”の代わりに使うことができるんですよ。
Taro is one of my most respected teacher.
「太郎は私のもっとも尊敬できる先生のうちの1人です」
ここで出てきた
”one of 所有格+最上級+形容詞・副詞+名詞の複数形”の表現は
自分自身の中で限定したいときに
使うことができるんですよ。
他の人にとっては
尊敬できる先生が「太郎」じゃなくても
いいんですね。
この表現は
いろいろと使いやすいので、
使えるようになるといいですね。
最上級の表現で
「~番目」の表現もできる
最上級を使うことで
「~番目」を使うことができます。
1番のときには
”the+形容詞・副詞”でしたね。
2番目以降を表したいときには
”the+序数+形容詞・副詞”にすることで
表すことができます。
例えば、
次のような使い方ができますよ。
He is the second tallest in his class.
「彼はクラスの中で2番目に身長が高い」
He runs the third fastest of our members.
「彼はメンバーの中で3番目に早く走る」
This watch is the fifth most expensive of all of them here.
「この腕時計はこれらのすべての中で5番目に高価です」
次回のお知らせ
次回は
最上級の否定文について
解説していきます。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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