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【基礎英文法】(22)比較表現②比較級-3|比較級の平叙文

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回も
比較表現について
説明していきますね。

今回は
比較級を使った表現について
英文で解説していきます。

比較級の基本的な表現は
次のようになります。

S V+形容詞・副詞の比較級 than ~
「・・・より~」

前回は比較級で
規則変化・不規則変化する
形容詞および副詞について
解説してきました。

比較級で
規則変化する
形容詞・副詞の記事はこちら

比較級で
不規則変化する
形容詞・副詞の記事はこちら

比較級を使った英文

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比較級を使った英文として
次のような使い方をしますよ。

規則変化する形容詞・副詞と
不規則変化する形容詞・副詞で
解説していきます。

【規則変化する形容詞・副詞】

① 形容詞(規則変化)

まずは
規則変化の形容詞を使った例から
例文を紹介します。

I am taller than you.
「私はあなたより身長が高い」
His bag is bigger taller mine.
「彼のバッグは私のものよりも大きい」

② 副詞(規則変化)

次に
規則変化する副詞を含んだ比較級の例文を
解説します。

He runs faster than I.
「彼は私より速く走る」

命令文で
次のような使い方もできますよ。

このときには比較する対象がなくても
伝わりますよ。

Please speak more slowly.
「ゆっくり話してください」

もう1つの例として
単語が長い場合(2音節以上を含む場合)だと
次のようになります。

Sea cucumbers move more slowly than ants.
「ナマコはアリよりもゆっくり動く」

ここで少しブレイクです。

魚介類のナマコは
昆虫のアリと比べて
どのくらいゆっくり動くのか
気になりませんか?

魚介類のナマコの記事を
ブレイクとして読んでいただければ嬉しいです。

【不規則変化する形容詞・副詞】

ここでは
不規則変化する形容詞・副詞のうち、
副詞での使い方を取り上げて
解説しますね。

副詞を使った英文の例は
次のようになります。

He swims better than I.
「私はあなたより上手に泳ぐ」

比較級の表現で使う”than”の品詞

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比較級の英文では
形容詞・副詞の比較級+than 
表すことを解説してきましたよね。

ここでの”than”は接続詞なんですよ。

なので、
thanの後ろは主語(主格)+動詞になります。

そのため、
比較級で文章を使うときにも
than+S+Vになるんですね。

ただ、
繰り返しの内容にならないように
省略されています。

【主格を比較したいとき】

さっきの例文で省略されていない形にすると
次のようになります。

He runs faster than I.

→ He runs faster than I (run fast).

thanの後ろで
”I”じゃなく”me”が使われることがあるんですが、
正確には”me”は間違いなんですよ。

ただし、
省略すると誤解を与える可能性があるときには
主語を揃えて書く必要があるんですよ。

The population in Japan is less than the population in China.
「日本の人口は中国の人口よりも少ない」

ここで、
次の例文だと
所有格を所有代名詞で
書き変えることもできるんですよ。

His bag is bigger taller mine.

→ His bag is bigger than mine(my bag) is big.

【目的格を比較したいとき】

目的格(目的語)同士で比較したいときには
目的格で比較することになりますよ。

I like her better than him.
「私は彼よりも彼女の方が好きです」

→ I like her better than (I like) him.

比較級でも倍数表現ができる

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前回の原級の記事では
倍数表現ができると
解説しましたよね。

振り返りたいって方は
こちらの記事を読んでくださいね。

比較級での倍数表現では
次のように使います。

ここでは形容詞の場合で紹介しますね。

This apple is two times bigger than that one.
「このリンゴはあのリンゴよりも2倍大きい」

分数表現でも使うことができるんですが、
そのときには他の単語で置き換えることもできます。

This apple is two-thirds bigger than that one.
「このリンゴはあのリンゴよりも3分の2倍大きい」

→ This apple is one and a half times smaller than that one.
  「このリンゴはあのリンゴよりも1.5倍小さい」

【具体的な数字で比較することもできる】

また、
原級と同じように
具体的な数値で比較することもできるんですよ。

例えば、
身長を比べる場合には
次のようになります。

He is five centimeters taller than I.
「彼は私よりも5cm身長が高いです」

原級を使ったときには
次のように書き変えられますよ。

He is five centimeters as tall as I.

次回のお知らせ

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次回は
比較級の否定文について
解説していきます。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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