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野菜【ウリ】の英単語・漢字・特徴の紹介

今回からは野菜に関する英単語を紹介していきたいと思います。その中で漢字や特徴なども書いていきたいと思います。

果物と野菜をきちんと分けることは難しいものなんですが、ここからは一般的に日本で野菜って言われているものを取り上げていきますね。

この記事では野菜のウリについていろいろ紹介していきます。

ウリに関する情報

ウリというのは次の種類に分けられます。

① ウリ科の果菜(かさい)
② メロンの品種群のこと

ここで、②で「メロン」って言葉が出てきていますよね。「メロンって果物じゃないのでは?」って思われた方がいるかもしれないですね。

メロンはウリの仲間なんですよ。

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日本のウリから派生して「メロン」と呼ばれるようになったのが、果物で有名なメロンのことですよ。

そうなると果物のメロンのことも気になりませんか。果物のメロンの中にウリのことも紹介しているので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。メロンが元々どんなウリから生まれてきたのかも書いていますよ。

ウリの中にはメロンのように甘くならない種類もたくさんあります。そのひとつとしてシロウリやキュウリなどがあります。

キュウリのことについては別の記事でアップしたいと思うので、楽しみにしていてください。

ウリの漢字

ウリは漢字で「」です。この「瓜」と漢字はつるの間にウリの実が垂れた形をしていることから変化した漢字となります。これはつる(蔓)に間隔を取って一つずつウリの実ができるってことを特徴づけているんですよ。
中身が「ム」のようになっていることが特徴なんですよ。

このようなことからこどもへんとウリを合わせた「(コ)」は「ウリのようにひとつひとつ離れている」ってことを示して「独りぼっち」ってことを表しているんですよ。

ここで、「(コ)」という漢字も「瓜」が使われていますね。同じように「弓」と「瓜」にわかれていますが、「弓を引っ張ったときに種をくり抜いたウリのような形」ということにつながるんですよ。
このことから「弓のように曲がった線もしくは物」のことを表しているんですよ。
代表的な言葉として括弧があります。括弧を表わすの記号『()』も弓のように曲がっていますよね。

ウリの英単語

ウリの英単語は gourd です。日本語ぽく読むと「ゴォド」となります。
この英単語は「ウリ科の植物」、「ヒョウタンなどの実」のことを表していますよ。

ネットの英英辞典では、gourd は次のように表されています。「詰めることができる」って訳していますが、ウリの仲間にはカボチャも含まれているので、カボチャをくりぬいて器として使うってことを想像していただいたらピンときやすいと思います。

a round fruit whose outer shell can be used as a container, or the container made from this fruit
「外側の殻(皮)が詰め物もしくは果物から作られた詰め物としても使うことができる丸い果物」
引用元:gourd(ロングマン英英辞典)

ここで、ウリには「メロン」の意味があることを説明しました。メロンもくりぬいて器として使えますよね。
メロンは英語でmelonですが、melonのことを詳しく知りたい方はメロンの記事を御覧いただければ嬉しいです。


漢字のツメ(爪)との違い

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ここで漢字のウリ(瓜)に似た漢字としてツメがありますよね。ツメは漢字で「爪」ですが、「爪」の漢字の成り立ちは「瓜」とは違うんですよ。

「爪」という漢字はツメが鋭い鳥獣類のツメの手の様子を表す漢字から変化して、三本指の先に鋭いツメが尖っていることから変化していったんですよ。この漢字は人のツメにも当てはめられるようになって、「爪」として使われるようになりました。

「爪」にはウリのように「ム」の形にならないって覚えるとわかりやすくなりますね。

まとめ

「瓜」と「爪」みたいに似たような漢字も、漢字の成り立ちを理解すると意外と理解しやすくなりそうです。この記事を書きながら漢字のことも学んでいるところです。

英単語もgourd と melon があって、果物と野菜の違いがややこしく感じそうな果物でした。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。



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