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【基礎英文法】(22)比較表現①原級-1|原級の基礎を解説!

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回から
比較表現について
説明していきますね。

比較表現には
以下の3つがあります。

● 原級
● 比較級
● 最上級

今回の項目は形容詞と副詞の理解が
大事になるんですよ。

今回は
この中の原級の基礎的なところを
解説していきます。

原級の内容に入る前に
形容詞・副詞の基礎を振り返りたいって方は
こちらの記事をご覧くださいね。

原級の基本の形

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原級では
基本的に次の形を取ることになります。

as 形容詞・副詞 as ~
「~と同じくらい・・・」

形容詞もしくは副詞のどちらかで
使うことになるんですよ。

これは原級だけでなく
比較級・最上級でも同じことです。

【as 形容詞・副詞 as ~の解説】

この”as 形容詞・副詞 as~”について
もう少し解説していきますね。

最初に出てくるas”は
副詞で「~と同じくらい」って意味に
なりますよ。

一方で、
後ろのas”は
接続詞で「~と比べて」って意味になります。

なので、
同じ”as”でも全く違うものとして
使われているってことが大事ですね。

【接続詞のas】

ここで、
接続詞」という言葉が出てきましたね。
接続詞は文章と文章をつなぐ役割があります。

接続詞の後ろは
主語(主格)と動詞が続いて文章を作るんですよ。

その接続詞の1つとして
”as”があるんですね。

接続詞としての”as”は
他の意味でも使われるんですが、
別の記事で解説したいと思います。

”as”以外の接続詞では
”and”や”if”など、いろいろありますよ。

接続詞の細かい説明は
別の記事で改めて解説しますね。

原級の英文法を使った例
(形容詞)

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ここからは
原級の英文法を使った例について
解説していきますね。

まずは身長を比較した例から
見ていきましょう。

Taro is as tall as Mike.
「太郎はマイクと同じくらいの身長だ」

次に「私」と比べた場合には
次のようになります。

Taro is as tall as I.
「太郎は私と同じくらいの身長だ」

もちろん、
人だけじゃなくてモノの比較でも
原級を使うことができますよ。

この英文では
同じトマトの種類を繰り返すときに
代名詞の”one”を使うことで代用しているんですよ。

ここで注意点です。
”it”を使ってしまうと同じトマトのことを指してしまいます。
なので、この場合は”it”はふさわしくないんですよ。

This tomato is as big as that one.
「このトマトはあのトマトと同じくらい大きい」


ここで少しブレイクです。

野菜のトマトは
意外な野菜とつながっていることで
できているんですよ。

どんな野菜とつながっているのか?
答えはトマトの記事の中にあるので、
読んでいただけると嬉しいです。


【どうしてasの後ろが”I”なの?】

ここでは「私」と比べているわけですが、
接続詞の後ろは主語(主格)+動詞が続くって
解説しましたよね。

ここでは
動詞と形容詞が省略された形で
英文になっているんですよ。

つまり、
動詞と形容詞を省略しなかったとしたら
次のような英文になります。

Taro is as tall as I am tall.
*実際の英文では”am tall”が省略される

もちろん、
最初の例文のMikeも
主語(主格)として使われているんですよ。

所有格同士で比較するときには
所有代名詞にすることもできるんですよ。

His bag is as big as mine.
「彼のカバンは私のものと同じくらいの大きさです」

所有格や所有代名詞を忘れてしまった方は
こちらの記事をご覧くださいね。

【asの後ろが”me”でも使える】

ここまで、
as 形容詞・副詞 asの
2番目の”as”は接続詞ってことで
解説してきましたよね。

実は
この”as”は前置詞としても
使うことができるんですよ。

なので、
次のような英文で使うこともできます。

Taro is as tall as me.

目的格を使った表現は
会話で使われることが多いんですよ。

原級の英文法を使った例
(副詞)

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比較表現は
副詞でも使うことができるんですよ。

副詞を使った
比較表現だと次のようになります。

He swims as well as you.
「彼はあなたと同じくらい上手に泳ぐ」

もちろん、
動詞の種類や副詞の種類が違っても
同じように使えますよ。

She runs as fast as I.
「彼女は私と同じくらい速く走る」

原級の英文法を使った例
(形容詞+名詞)

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原級を使った表現は
形容詞もしくは副詞単独だけじゃないんですよ。

形容詞と名詞を組み合わせた場合でも
使うことができるんですよ。

例えば、
”a good teacher”などでも
使うことができます。

ただし、
単数のときには語順が変わることになりますよ。

原級の場合、
as 形容詞+a+名詞 as ~の形になります。

例の中で見ていきましょう。

He is as good a teacher as Taro.
「彼は太郎と同じくらい良い先生です」

ここで、
名詞が複数形の時には”a”が付かないので、
語順の変化は起こりません。

以下の例文で見てみましょう。
イチゴ狩りに行ったときのような例文です笑

He has as many strawberries as Taro.
「彼は太郎と同じくらいたくさんのイチゴを持っている」

ここで出てきたイチゴには
果物として意外な一面があるんですよ。

イチゴについて知りたいって方は
こちらの記事をご覧いただけると嬉しいです。

まとめ

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原級の表現では
次のように使うことになります。

原級の基本的な形になるので
しっかり振り返ってくださいね。

as 形容詞・副詞 as ~
「~と同じくらい・・・」

次回のお知らせ

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次回は
原級の表現の中で
倍数について話す英文法を解説します。

この表現を使うことで
原級の使い方で幅が広がるんですよ。

次の内容の前に
今回の内容をしっかり振り返っておいてくださいね。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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