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野菜【ブロッコリー】の英単語・漢字・特徴の紹介

普段食べているブロッコリーはカタカナだから漢字がないと思われていますが、漢字があるんですよ。ブロッコリーの由来のことも知りたくないですか。

この記事では野菜のブロッコリーの英単語、漢字、特徴などを紹介していきます。

ブロッコリーに関する情報

ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属に分類される野菜で、緑黄色野菜の一つになります。

ブロッコリーの原産地はヨーロッパ地中海沿線と言われています。しかし、同じアブラナ科のキャベツやカリフラワーと比べるとマイナーな野菜として位置づけられていました。
ブロッコリーは元々はキャベツの一種なんですよ。

本格的にブロッコリーが生産されたのはアメリカのカルフォルニア州と言われています。1923年にイタリアからアメリカに移民してきた人がブロッコリーの栽培を始めたそうです。そして第二次世界大戦が終了した1945年頃にアメリカに駐留していた国の人々が世界中で広めることになりました。

日本にブロッコリーが広まったのは1960年代の後半と言われているので、日本の中では比較的新しい種類の野菜となります。

そんな真新しいブロッコリーは、日本では育つ環境として適しているのか、2012年時点では世界でトップ20に入るくらい収穫されていたんですよ。ブロッコリーは北海道、愛知県、埼玉県などで多く作られています。

ブロッコリーの由来・英単語

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ブロッコリーの由来は英単語そのものからきています。
ブロッコリーの英単語で broccoli です。

broccoliの語源として2つの説を紹介しますね。個人的には②の方が適しているように思ってます。

① ラテン語の「突き出た」を意味する”brocchus(ブロックス)”が
  イタリア語で「若芽」を意味する”broccoli”に変化した説

②「花」、「芽」、「茎」の意味を持ったラテン語「brocco(ブロッコ)」
  から変化した説

ネットの英英辞典では、broccoli は次のように表されています。

a green vegetable that has short branch-like stems
「幹のように短い枝がある緑色の野菜」
引用元:broccoli(ロングマン英英辞典)

ブロッコリーの漢字

ブロッコリーにも漢字があるんですよ。
ブロッコリーを漢字で書くと「芽花椰菜」となります。

この漢字だけを見ると中国から来た漢字のままと思われがちですが、この漢字はブロッコリーの和名から由来しているんですよ。

ブロッコリーの和名は「芽花椰菜」もしくは「芽花野菜」なんですね。この漢字で「メハナヤサイ」って読むんですよ。
ブロッコリーの英単語 broccoli と同じ語源なのです。

ブロッコリーと見た目が似ているカリフラワーと区別するために緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)と表されることもあるんですよ。
こちらもブロッコリーを表す和名となります。

ブロッコリー自体が海外から広がった野菜なのに、和名が漢字としてちゃんと存在していて面白いもんです。

ブロッコリーと同じ仲間になっているキャベツのことを知りたくないですか。
キャベツの漢字なども紹介しているので、キャベツの記事を読んでいただければ嬉しいです。
キャベツの漢字はブロッコリーと違う由来なんですよ。


カリフラワーのことを深めた記事については、別の記事で改めてアップしたいと思います。

まとめ

野菜の中でも炭水化物が少なく、栄養がたっぷり含まれていることから今はダイエットにも効果が高い野菜としても知られているブロッコリーですが、栄養があるからといって子供の頃に大量に食べさせると大人になってからブロッコリーが嫌いになってしまったということもあるようです。

好き嫌いをなくすことは大事かもしれないですが、何事もほどほどにすることが大事ってことなんですね。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。

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