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昆虫【アリ】の英単語・特徴などを紹介します

この記事では昆虫のアリに関連した英単語・特徴などを紹介します。

アリに関する情報

アリはハチ目・アリ上科・アリ科に属している昆虫です。前回紹介したハチ(蜂)と同じ仲間だったりしますよ。

アリは黒色もしくは褐色のものが多く、大きさは1~30㎜くらいで結構大きさに差があります。

アリは世界で11,000種類以上いるといわれています。日本だけでも300種類程度いるように言われているので、驚きです。

アリの「ア」は「小さい」ことを表していて、「リ」が助詞の役割をしています。このことから、小虫のことを表しているとも言われています。

また、ハチと同じく集団をなして生活していて「アツマリ(集まり)」が略されたなどの説もあり、どの諸説もアリの特徴を表しています。

アリの漢字

アリは漢字で「蟻」と書きます。
アリは土の中に巣を作り、巣で生活しているアリたちが規則正しく生活していることから「虫」に「義(行儀よい)」という成り立ちをしています。

アリの英単語

アリの英単語は ant です。日本語ぽく読もうとすると「エァント」となります。「アント」と読みそうですが、英語の母音と日本語の母音が違うので、このような差がでてしまうんですよ。

接尾辞 -ant

昆虫の「アリ」からちょっと脱線しますが、英単語で接尾辞として -antが使われます。接尾辞として -ent も-antと同じように使われます。

この接尾辞 -ant 、-ent「人、もの」を表すのですよ。つまり、名詞として表すことになるんですね。

ここで、いくつかの単語を紹介します。

・client 「お客さん、依頼者」・・・ clin「よりかかる」 -ent「人」
・applicant 「応募者」・・・ap-「その方向へ」ply「祈る」-ant「人、もの」

アリのように集団的な行動を起こすことから、接尾辞 -ant が「人、もの」を表すようになったのかもしれないですね。

アリとアブラムシの関係

アブラムシと言えば植物を食べ尽くすことから害虫として有名ですよね。アブラムシはてんとう虫などから食べられてしまうことが多いんですが、アリはアブラムシを守ろうとしているんですよ。

と言うのも、アブラムシはお尻から「甘露(ハニーデュー)という液体を出しているのですね。その液体をアリが巣に持ち帰って、アリがエサとして食べているのです。そのような関係から、アリはアブラムシへの御礼としてアブラムシを守ろうとしているのですね。

まとめ

集団生活を行っているアリは、私たち人間のような特徴を持っているので、面白いもんです。アブラムシを守ろうとする習性も、食物連鎖を維持することに関わっていて、昆虫の世界に広さを感じています。

次回も昆虫に関する英単語を元に昆虫のことを深めた記事をアップしたいと思います。

残り2記事で昆虫系のネタは一旦終了にしようと思ってます。

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