【基礎英文法】(25)接続詞-等位接続詞①|接続詞 and
きむっちです。
英文法について解説しています。
今回は
等位接続詞”and”の
特徴・使い方について
解説していきます。
等位接続詞について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。
接続詞andの使い方
ここからは
接続詞andについての
次の3つの使い方を解説していきます。
● 単語と単語
● 句と句
● 文章と文章
① 単語と単語をつなげる
まずは
単語と単語をつなぐ例から
解説します。
ここで
次のような英文を考えてみましょう。
Taro likes baseball.
「太郎は野球が好きです」
Mike likes baseball.
「マイクは野球が好きです」
この二つの英文では
太郎とマイクが共通して
野球が好きだということがわかりますね。
このようなときには
太郎とマイクを一緒にして
次のように使うことができるんですよ。
Taro and Mike like soccer.
「太郎とマイクはサッカーが好きです」
このときには
主語が複数形になるから、
3人称単数から3人称複数形になります。
なので、
主語を”and”でつないだときには
動詞が”like”になりますよ。
ここで注意点です。
次の英文のように
単語が同じものを指していたら
動詞は単数扱いになります。
The gentleman and superman is Taro.
「その紳士で超人な人は太郎です」
② 句と句をつなげる
まずは
単語と単語をつなぐ例から
解説します。
ここで
次のような英文を考えてみましょう。
I like singing songs.
「私は歌を歌うことが好きです」
I like reading books.
「私は本を読むのが好きです」
この2つの文章で出てきた
"singing songs"と”reading books"を
接続詞”and"でつなぐことができるんですよ。
接続詞”and”でつなぐと
次のような英文になります。
I like singing songs and reading books.
「私は歌を歌うことと本を読むことが好きです」
ここで出てきている英文法は
動名詞なんですよ。
動名詞のことを振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。
③ 文章と文章をつなげる
接続詞andを使うことで
次のような英文をつなげることができます。
I bought an orange.
「私はオレンジを買った」
I ate the orange.
「私はそのオレンジを食べた」
接続詞”and”を使うことで
この2つの文章をつなげることが
できるんですよ。
この例文では
”orange"の繰り返しを避けるため
代名詞の”it”に置き換えて使うことも
できます。
I bought an orange and I ate it.
「私は1つのオレンジを買って、食べた」
なお、
”and”で文と文でつないだときには
「~して・・・になった」という意味合いで
結果を表すことになりますよ。
ここで解説した
代名詞について
振り返りたい方はこちらの記事を
参考にしてくださいね。
【接続詞での主語の省略】
先ほどの例文だと
主語は”I”で同じですよね。
主語が同じ場合には
2つ目の文章で主語を省略することも
できるんですよ。
I bought an orange and ate it.
「私はオレンジを買って(私が)食べた」
ただし、
次の例文のように
主語が違う場合には
主語を省略することができません。
I bought an orange and my brothers ate it.
「私はオレンジを買って、兄弟たちが(オレンジを)食べた」
命令文,and の使い方
接続詞”and”は
命令文とつなぐことが
できます。
日本では
次のように訳します。
「~しなさい、そうすれば・・・」
(~すれば・・・になる)
英文では
つぎのようになります。
Study English hard, and you can speak English more fluently.
「英語を勉強しなさい、そうすれば英語をもっと滑らかに話せるようになります」
この使い方では、
文章をつなぐときに
カンマ(,)でつなぐことになります。
both A and Bの用法
”and”でつなぐ表現として
bothを使うこともできます。
”both A and B"を使うことで
「AもBも両方とも」という意味で
使うことができます。
次のような英文で
使うことができますよ。
”both A and B"は
TOEICなどの英語テストでも
よく出てくる表現です。
I like both English and Japanese.
「私は英語も日本も両方とも好きです」
【bothを使うと複数形の扱いになる】
ここで、
”both A and B"でつなげると
複数形の扱いになります。
そのため、
主語で使うと
be動詞は”are”になるんですよ。
Both you and I are wrong.
「あなたも私も間違っています」
【否定形では意味が変わる】
ここで解説した
”both A and B"は
否定形にすると次のように
部分否定の意味合いになります。
I don't like both English and Japanese.
「私は英語も日本のどちらも好きというわけではない」
つまり、
このような意味合いになります
「AもBも両方とも・・・というわけではない」
否定形にすると
意味が変わることを
押さえておきましょう。
次回のお知らせ
次回は
等位接続詞”but”について
解説していきます。
できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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