昆虫【トンボ】の英単語・特徴などを紹介します
この記事では昆虫のトンボに関連した英単語・特徴などを紹介していきます。
トンボに関する情報
トンボは、漢字では「トンボ」と書きます。
トンボは蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目)をなしています。
トンボは日本に200種類くらいで、世界には5,000種類くらいいると言われています。大きいものでは80㎝もあるメガニューラ(化石種)がいるとされています。今までの昆虫の中では80㎝はかなり大きな昆虫だと言えますね。今から3億年前には鳥類のかもめと同じくらいの大きさのトンボが飛んでいたとされます。当時は地球の酸素濃度が今の1.5倍の30%あったと考えられる説がありますが、本当のところはどうだか。。
トンボの漢字
トンボは漢字で「蜻蛉」と書きます。
この語源は、奈良時代まで遡ります。奈良時代には「あきづ(秋津)」と呼ばれていましたが、その後に「カゲロフ(蜻蛉)」と呼ばれるようになりました。今の漢字と同じですよね。その後平安時代の末期に「トンバウ」などと呼ばれるようになり、江戸時代から「トンボ」と呼ばれるようになりました。
トンボの「トン」は「飛ぶ」を表しています。「ボ」は「バウ」も言われていて、「棒」のことを示していました。そのようなことから「飛ぶ棒」から変化したという説が強いようです。
トンボの英語
トンボは英語で dragonfly です。日本語ぽく読むと「ドラゴンフライ」です。その他には darning needle, snake doctorなどと言われます。いろいろな英語表現があって面白いもんです。ここでは良く知られている dragonfly について掘り下げていきますね。
dragonfly の dragon-(ドラゴン) はトンボの細長い様子から、空高く飛ぶ竜を連想させたのだろうと思います。それ以外でも、ドラゴンは西洋文化の中で「不吉なもの」の象徴とされていました。
そして、【ハエ】の記事でも紹介しましたが、-flyは「飛ぶ虫」というr意味があります。
日本語の漢字の成り立ちや変化と比べると英語の着眼点が違うので、面白いところだったりします。
日本と西洋では捉え方が違うトンボ
先ほどの英単語ではトンボは竜から成り立っていて「不吉な存在」ということを紹介しましたね。
しかし、日本ではトンボは「一直線に前に進んで飛び、害虫を食べること」とされていて、縁起が良いとして「勝ち虫」、つまり「勝利をもたらす虫」とされていたんですよ。
日本では良いイメージとされるトンボも、海外では「悪魔の針」と言われることもあって邪悪な存在とされるのも、不思議なもんです。
まとめ
トンボを見たときには勝利につながると思って眺めてみると、秋に飛び交うトンボを見ていて活気ある行動をできるようにしたいところです。
次回も昆虫に関する英単語を元に昆虫のことについて深めた記事をアップしたいと思います。
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