Vol.11 「ミーニング・ノート」の書き方実践
こんにちは、金風舎です。
弊社より好評発売中のノート術、「ミーニング・ノート 1日3つ、チャンスを書くと進む道が見えてくる」。
今回は具体的な「ミーニング・ノート」の書き方について、書籍よりちょっとだけ抜粋してご紹介します!
「ミーニング・ノート」でやることは二つだけ
・一日三つ、チャンスを書きだす
・書き出したチャンスを見返す
やることはこの二つだけ。とてもシンプルでとっつきやすいものとなっています。詳しくみていきましょう。
一日三つのチャンスを書き込む
ノートとペンを常時持ち歩き、1日3つチャンスと思えることをウィークリーページに短く書き入れます。
まず、チャンスとは「あなたに起きる出来事の中で、あなたの心が動いたもの」です。それは、目で見たもの、舌で味わったものであり、思い浮かんだ思考・感情だったりします。
さらに、チャンスは3種類に分類できます。
1つめは「キラキラ・チャンス」
ふつう、「チャンス」と聞いて連想されるもので、ポジティブで好ましい内容です。例えば、「注目されているプロジェクトのリーダーに抜擢された」、「憧れの人にデートに誘われた」といったもの。
2つめは「わらしべ・チャンス」
「キラキラ・チャンス」と比べて地味ですが、なぜか心が少し動かされるものです。例えば、「中学時代の同級生と久しぶりに会う約束をした」とか「カレーが美味しくできた」といったささやかなこと。
3つめは「スパイシー・チャンス」
「キラキラ・チャンス」とは真逆の、ネガティブで嫌なことです。
「みんなの前で昔の失敗をバカにされた…」、「告白したら、フラれてしまった」といったもの。「なぜ、これがチャンスなのか?」と思われるかもしれませんが、山田さんは次のように解説します。
このスパイシー・チャンスには、人生を大逆転させる大きなパワーが秘められているのです。
ガラッと生き方を変えるきっかけとなったり、人生をかけるほど大きな使命が見つかったり、自分にとって本当に大切な人は誰かが見えてきたり…(本書P.68より)
以上の点に留意して、日々のチャンスを3つに絞って記入していきます。
書き慣れてきたら、チャンスに対する気づきや学びなども書き加えます。
「Instagramでセンスがいい人を発見した。私が“センスいいな”と思う写真は、パキッとした大胆な色使いをしていることが多いな。好みがわかった!」といった感じ。
また、「こんなことが起きたらいいな!」と願いが生まれてくることがあるので、願い事の欄にそれを記します。
書いたものを読み返す
ミーニング・ノートが他のノート術とは一線を画する点として、「見返す」ことを「書く」ことと同じくらい重視しているところが挙げられます。
著者の山田さんは「ノートは自分の人生のデータベース」と言い、このデータベースから、自分自身のことや縁のこと、そして、自分の進む道が見えてくると言っています。
見返し方の一部をご紹介します。まず、1週間が終わったら、ウィークリーページには21個のチャンスがあることになります。これを見返して、大切なものを3つ選んで印を付けます。
さらに、チャンスとチャンスの間に、もし何かしら「つながり」を見つけたらペンで線を引いて、2つのチャンスを結びます。
「つながり」とは、「提案資料を頑張って作った→お客さんから新しい仕事をもらった」、「体調が良くなかった→恋人に八つ当たりしてしまった」といった、関連性のある異なる出来事のことです。
結びつける目的は、自分が手にしたチャンスのつながりを目で確認し、「自分のチャンスも本当につながるんだ!」と体験すること。
これにより、「こんな小さなチャンスを大切にして、本当にいいことがあるのか?」といった不安の芽を摘み取り、自分の未来の可能性を確信することができるようになります。
また、つながりの成功パターンを見つけ出し、良い方向につながるように再現できるようになるそうです。
チャンスを結びつける重要さについては前回記事もご覧ください。
「ミーニング・ノート」本誌にはさらに詳しくチャンスを分類する方法、出来事のつながりから新たなチャンスを見出す具体的な方法がてんこ盛りとなっております。お買い求めはこちらから。
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