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父と絆のスーパーファミコン

毎年11月21日になると思い出す
父さんが残した 熱い想い…
母さんがくれた あのまなざし…
地球は任天堂を中心に回っている

みんなー!ハートときめいてる!?
あなたの恋のサポーター、ホラン千秋です。

今日は任天堂の日で、スーパーファミコンの発売記念日で、
ヒクソングレイシーの誕生日でーす!!

スーパーファミコンが発売した1990年当時、
私はファミコンの記憶しか存在しない小学生時代を終え、
スーパーファミコンへの期待のみに頭を支配された
スーパー中学1年生でした。

ファミコン通信を読みながら、11月21日発売…11月21日発売…
と、うわ言のように漏らしていたと、後に家族は語ります。

しかしハードは25,000円という超高額の上に、ローンチタイトルの
スーパーマリオワールドも、8,000円という高額…
どう数えても小遣いが足りません。ただただ諦めてサツマイモを
食しながらドラクエⅣの全キャラのレベルと経験値をカンストさせる
無駄作業を繰り返す事しか出来ませんでした。

1990年11月21日はド平日の水曜日、
スーパーファミコン半端ないって!めっちゃ回転拡大縮小するもん
そんなん出来ひんやん、普通。と、友達にファミコン通信で得た
知識を披露しながら帰宅すると、そこにはスーパーファミコンと
スーパーマリオワールド、更にはF-ZEROがッ!!

動揺を隠せぬ私に、母が教えてくれました。
「父さんが、普段全然父親らしい事してやれてないから、たまにはな…」
と、イケメンな事を言い放ちながら買ってきたのだそうです。

父は、休みの日でもパチンコばかりで、何処かに連れて行ってもらった
記憶はほとんど無く(お前がファミコンばかりしてたからだろ…)
思春期も相まって、父との心の距離は相当離れていました。

そんな父が、パチンコ屋にしか並ばない父が仕事をサボり開店前の
ハローマックに並びスーパーファミコンと、ソフトはよくわからん
からと、ローンチタイトルを両方買ってきていたのです。

圧倒的感謝をした私は、帰宅した父にスーパー土下座で感謝の意を表し
思う存分、回転拡大縮小するゲームを楽しんだのでした。

当時はどえらい嬉しくて感動したものでしたが、就職もし父にもなった
今の私としては、会社サボって並んでゲーム買うとか有り得ねぇな…
と思う次第でありました。


ネットで長文を描くのはmixiの日記以来で、久々に書いてみると
心が整う感じがして気持ち良かったです。
twitterやfacebookだと、どうしても言葉がただただ流れていって
しまうので、noteを使ってタラタラと思いの丈を残して生きたいです。

それではまた次回!
あなたのハートにときめき・ラブ!

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