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とある着物作家の赤裸々な日常
2021年11月2日 00:09
僕と同い年の店長が、店を2月に辞めると告げると、「月末に辞めろ」と返された。猶予は3日。仮にその店長が、独立したり、他店に引き抜かれるならば、お客さんを取られることが最も脅威と考えたのだろうか。僕がこの業界に母の手伝いに入った最初の頃からのお付き合い。まだ催事場でほぼ何も出来ない僕を知り、そして、現在人気一番になった僕の軌跡を知る同い年の敏腕店長。全国の呉服屋の店長職に就く半分くらいの