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紬は全国に何種類あるのでしょう。

こんにちは。小川屋の塩尻つむぎです。
つむぎと名乗っているからには、紬について書いていこうと常々思っていました。以前書いた白鷹も塩沢も紬なのですが、紬については、あらためて今回をスタートとしたいと思います。

「紬(つむぎ)」
書くにあたり資料を見て、最初に資料を見た時同様、思いました。
「紬って種類が多い!」
絹だけでなく、木綿や麻もあります。<〇〇紬>だけでなく、<◇◇絣>という名前もあります。そして、日本地図の北から南、いたる所にあります。

では、「紬」って何なのか?

簡単に言うと、よって丈夫にした糸を先に染めて織ったもの。
どんな素材の糸かというよりも、どんな作り方をされた糸なのか。
いつ染めたのか。
それによって「紬」となるようです。

では、<◇◇絣>は何でしょう。「絣(かすり)」は先に染めた糸を織ってつくった模様自体をさします。蚊絣や十字絣などよく目にします。
<◇◇絣>は、紬だけど、何かの理由でネーミングが「絣」となっているものです。

紬は丈夫な糸で織られているので丈夫な着物です。長く着れば着るほど体になじみ、自分だけの着物になっていく。そんな着物だから多くの人々に好まれ、日本各地に産地が出来たのだと思います。

では、タイトルにもした疑問「全国に何種類あるのか?」
ごめんなさい。正解はわかりませんでした。
ですが、これから少しずつ、各地の「紬」を紹介していくことでご勘弁ください。


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