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お宮参りの掛け着と三歳のお祝い着

とてもうれしいことが起きました。

私が成人式のお着物選びから当日の着付けまでお手伝いさせていただいたお嬢様の、お嬢様の三歳のお祝いをお手伝いさせていただく
ご相談にたまたまお二人が相次いで来店されたのです。
どちらのお嬢様も、成人式の頃のままと言う感じでしたが、やはり確実にお母様になっているわけで、その分私も確実に年を重ねているのですが、
何とも不思議な気がしました。
この三歳のお嬢様の、七歳のお祝いのお手伝いをさせてもらえるのかしら・・・
成人式までお手伝いできるかな・・・
なんて考えるところが、呉服屋の気の長いところです。
女の子の場合、お宮詣りに使った掛け着の袖を直して、
三歳のお祝いに使っていただけます。

お被布は、新しく作らなくてはなりませんが、
最近は、仕立て上がりのかわいいものが、価格も色柄も色々あります。
男の子の掛け着は、五歳のお祝い着に使う時は、羽織にしかなりませんし、一度羽織に直してしまうと、元の掛け着に戻すのは、とても大変です。
絶対できないということではありませんが・・・
その点、女の子の掛け着は、袖だけのお直しで済みますので、簡単です。
かわいい草履バッグも三歳ながら自分で選ぶ姿を見て、時代の移り変わりを感じました。
何しろ私が商売を手伝いだした頃は、
振袖もお嬢様ご自身が選ぶよりおばあちゃまやお母様がお決めになっておられましたから・・・

 お着物のご相談は、きもの蔵人みやもとまで

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