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お着物を着る機会を増やすには…

着物を着る機会が無いと言う言葉をよく耳にしますが、
最近、お子様の卒業式や入学式にお着物をお召しくださるお母様が、
増えたように思います。

一昔前ですと、お子様が小さい時にはその面倒を見るだけで大変と、
お召しにならなかったものですが、幼稚園の入園式や卒園式でも、
お召しになられる方が増えました。
優しいご主人様が増えたからかもしれません。
また、七五三のお祝いに、お母様もお着物をお召しくださる方が、
大変多くなってきました。

それだけではなく、お嬢様の成人式の前撮りのときにも、
せっかくあるのだからと、お母様もお着物をお召しになって、
家族写真を撮る方も増えました。


こんな風に、着物を着る機会は、意外と作れば作れるものです。
ちょっと手間は増えますが、いつも平気で重いものを持たせるご主人が、
お着物をお召しになると、「持とうか?」と自然におっしゃるのも、
嬉しい変化です。
一日色無地レンタルと言う、着付け込みのサービスもご用意しておりますので、
こちらをご利用いただけましたら、お手持ちがなくても、
気楽にお召しいただけます。
それとはまた別に、着ることを楽しみたいと、着物で、鎌倉散策を楽しむ方、旅先で着物を楽しむ方も、増えてきました。
特に鎌倉は、着物でいても違和感のない町で、
振り返って見る方もいらっしゃいません。
毎月十日に、八幡様で行われる「巴会」と言うお茶会がありますが、
表千家と裏千家と宗偏流のお釜がかけられ、
お茶券も三千円と結構リーズナブルです。
全くかじったこともない方が、お一人で参加するにはちょっと勇気が要りますが、  
少しでもお稽古したことがある方なら、気軽に楽しめるお茶会です。
当日の朝八時半までに、八幡様へ行かれれば、どなたでも、ご参加になれます。

また、勇気がないのという方は、社長がご一緒致しましょう。
その他の楽しみ方としては、毎月出来る限り予定を付けて、
お着物で歌舞伎を見に行かれる方もおられます。
実は、当店の着付け教室の卒業生なのですが、
最近は、もっぱら、出発前に当店に立ち寄られ、
社員がお着付けさせていただいているようですが、
それでも、着ないでしまっておくよりは、ずっと良いと思います。
先日、私も歌舞伎を見に行ったのですが、
お着物で来ていらっしゃる方の多いこと!
今までに比べ、若い方が着物で来ているのが、目立ちました。
特に、驚いたのは、若い男性の着物姿です。
とっても嬉しそうで、他人に見て欲しい気持ちからか、
妙に人目につくところをうろうろしていたような気がします。
歌舞伎を見るのも楽しみ、自分の着物姿を見ていただくのも楽しみ、
他の方がどんな装いで来てらっしゃるのかを、見るのも楽しみと言った所でしょうか?
今までに比べると、歌舞伎の中で使われる言葉もかなり今の言葉に近いので、理解もしやすくなりましたが、色々な背景を知る上でも、イヤホーンを借りるのも良いと思います。
ただ、イヤホーンに気をとられすぎて、実際の会話を楽しみそびれる傾向もあるようです。

お着物のご相談は、きもの蔵人みやもとまで


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