映画#73『ジョン・ウィック:チャプター2』
前作よりわずか5日後の話。
前作では車と愛犬を奪われたジョン、今作では彼の思い出が詰まった家を奪われる羽目となる。
復讐と使命の間で揺れる彼は、再び弾を込め始める……。
冒頭で前作の悪役の兄の元を襲撃し、敵を薙ぎ倒し、酒と共にボスと交わした言葉が「平和」。
敵と見做した者はすべからず殺す……「闇の男」ことジョン・ウィックに「平和」という言葉……似合わなすぎる。
彼もまた殺し屋である以上、やはり頭のネジは多少ぶっ飛んでいるのだろう。
スタイリッシュかつハードボイルドなアクションは今作でも健在。
ハンドガンで、アサルトライフルで、ショットガンで、敵の頭をぶち抜いて行く姿は相も変わらず爽快。
個人的に印象深いのは、悪役がジョンを指名手配した後、NY中の殺し屋がジョンを殺しに来るシーン。
並列し歩きながら、サプレッサーの銃で撃ち合うシーンは何だか笑ってしまった。
(それを不審に思わないNY市民もどうかとは思うが……笑)
前作同様、ターゲットを始末する際もいたぶらずに極端にあっさりと始末するのもいいよね。
そして今作では、キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーンが奇跡の共演。
言わずもがな、2人は『マトリックス』三部作に出演していた。
キアヌとローレンス、ジョンとバワリー、ネオとモーフィアス。何だかとても懐かしい2人だ。
家を失い、そしてラストでは遂に掟を破ったことにより同盟から追放され、結果全世界から命を狙われることとなったジョン。
彼の運命や如何に……次回作が早く観たい。
それではまた、次の映画にて。
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