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映画#63『キングコング:髑髏島の巨神』

『キングコング:髑髏島の巨神』
(”Kong: Skull Island”)


監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ブリー・ラーソン、ジョン・グッドマン、ジン・ティエン、トビー・ケビル、ジョン・オーティス、コーリー・ホーキンズ、他
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開:2017年3月10日(米国)3月25日(日本)
上映時間:118分
製作国:アメリカ合衆国

Wikipediaより引用

キングコング、ってよりかは『髑髏島の冒険』?
『キングコング:髑髏島の巨神』。


2014年公開『GODZILLA ゴジラ』を起点とする「モンスター・バース」シリーズ、その2作品目。アメリカを代表する怪獣「キングコング」の復活だ。

早速、簡潔に感想を言うと……これをキングコングの映画と言っていいのかな?って感じ。

冒頭でも言ったけど、舞台が「髑髏島」っていう化け物勢揃いのモンスターアイランドでございまして。オリジナルでもそうだけれど、R18の如く獲物を串刺しにする巨大蜘蛛やら藻類を全身に纏うやら岩に擬態するショウリョウバッタもどきやら、個性的なモンスターが盛りだくさん。


もちろんコングはそんな彼らの守護者的存在で、髑髏島の中では確実に重要なポジションなわけだけど、どうにもイメージと違う。人間との戦いも序盤だけだし。

そんなわけで、私のこの映画に対する印象は「キングコング」よりも「髑髏島の冒険譚」なのである。まぁ、それはそれで面白かったけれど。


また「VSゴジラ」シリーズの如き怪獣バトルも。相手はスカルクローラー。どうやらこいつは髑髏島の生態系から逸脱した存在ではあるらしい。

2本の前脚で地面を這いずり回り、その長い舌で相手を捕食せんと追い回すその姿はまさにパニックホラーそのもの。グロテスクな口の中も中々にいい味を出している。

特に巨大な個体であり、終盤にコングと対決する個体「スカルデビル」の迫力は絶大。前作『GODZILLA ゴジラ』でいうムートー的な立ち位置だろうか。


また今作は、かの有名なマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)からの俳優が多数出演していることでも有名。

『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』などでロキ役を演じたトム・ヒドルストン、ニック・フューリーことサミュエル・L・ジャクソン、そして後に『キャプテン・マーベル』でキャロル・ダンヴァースを演じるブリー=ラーソンなど、比較的大勢が出演している。

(もしキャロルが髑髏島に来たら、スカルクローラーとか瞬殺だろうなぁ、とか思ったり。)


2017年、公開された当時に劇場で観に行って、その時めちゃくちゃビビりまくった記憶があるけれど、今改めて観るとなんでこんなにビビってたんだろう、って感じ。笑(出かける途中、電車の中で観たからってのもあるかな)

上述したことの他にも、人間ドラマが微妙だったりと気になる部分は多々あるけれど、面白かったからヨシ!!ってのが正直な感想でごぜーます。

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