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「あーうー」根絶で「間」の使い手に!さよなら「あーうー校長先生」

生徒KO率高し!朝礼での校長先生による訓話

日本における現在の教育制度がどういったものかわからないけど、自分が生徒だった頃は毎週月曜日に全校生徒参加の朝礼が開催されていてね。運動場(雨の時は体育館だったかな?)に集まって学校や生徒会からの連絡事項などを聞かされた。

校長先生による訓話のような時間もあってね。

これがもう・・・殺人的な威力。全ての校長先生が当てはまってる訳じゃないのだけど、長かったり退屈だったり・・・そして、やたらと「あー」とか「うー」が多くて。

貧血で倒れる生徒も結構いてね。KO能力、めっちゃ高かったよ。殆どの校長先生はグラップラーじゃなくてストライカーだね。

国会中継における政治家の方達の答弁でもこの「あー」とか「うー」はよく耳にするよね。落語家、とりわけ江戸落語の噺家さんなんかは、逆にこの「あー」とか「うー」でリズムをとってる節もある。

不快に感じる「あー」「うー」もあれば、心地よい「あー」「うー」もあるってことかな?

今回は、そんな「あー」とか「うー」について、書いてみようと思うよ。

「filler」なんて呼ばれてる「あー」とか「うー」

この「あー」とか「うー」は、日本語での世界だけでなく英語の世界でもあって。英語では「filler」とか「filler words」なんて言われてる。

そして、基本的にはこの「filler」は、少なければ少ないほど良い、なんて捉えられてる。

何故だろう?

無駄が多くなっちゃうよね、当然だけど。「あー」とか「うー」が入るだけで、間延びしちゃう。その分、必要なフレーズとフレーズの間が(時間的に)広がっちゃう。ヘタすると、聴き手の側にとっては理解をすることが難しくなっちゃう。余計なノイズが入る訳だからね。

最近は「時短」とか「なんちゃらハック」なんて言葉でもって不要なものは極力カットなんて風潮があって。凄く顕著なのが YouTube 。日本の名だたる YouTuber の編集などを見てると、不要な「あー」や「うー」はばっさばっさと切られてる。
(「間」がなくなりすぎて味がなくなってるという印象もあるけどね)

喜餅も YouTube をやっていて、編集はマネージャーやスタッフがやってくれてるのだけど、マネージャーやスタッフは口を揃えて言うね。「あー、とか、うー、が少ない方の編集は本当にありがたい」って。

無駄なものをカットする時間を捻出しなくていいって訳なんだよね。

小気味よい「あー」「うー」との違いは?

そんな忌み嫌われる「あー」や「うー」だけど、江戸弁を駆使して展開する江戸落語においては小気味よくて楽しい。なんだろう、この違いは?

これはね、「音(リズム)」「感情」「待たせる」なんて要素とにあると思う。江戸落語における「あー」や「うー」は、計算された、いわば「セリフのうちの一つ」として存在してるのだよね。譜面にしっかりと「あー」も「うー」も音符として記されてるんだよね。江戸落語の「あー」とか「うー」(「うー」はそんなにないだろうけど 笑)は、よくよく聞くとその後に絶妙に「休符」が存在してたりしてね。その休符によってしっかりとリズムが作られる訳だ。それに対して校長先生や政治家の「あー」「うー」は、計算されてない。その後の休符もない。だから不協和音だし、リズムも悪い。もちろんそこから創出される新しい味なんてのもあるだろうけれど、その殆どは不協和音のまま、終わってしまう。

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「あーうー」根絶で「間」の使い手に!さよなら「あーうー校長先生」

喜餅/Kimochi

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