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中学進学に向けて

この春、小学校を卒業する息子。
登校日数もあと、9日となりました。

小学2年生で、LDとDCDの診断を受けて
親子ともども苦労した低学年の頃が、懐かしい。

あの頃の息子と私に
「よく頑張ったね。大丈夫だよ。
立派な6年に生になって、もうすぐ卒業だよ!」って言ってあげたいです。

さて、中学進学を控えて、親として心配なのが
中学の先生への引き継ぎがうまくできるかどうかです。

発達凸凹のお子さんをお持ちの親御さんは
皆さん、この年度末ドキドキするのではないでしょうか?!

息子の学校では
3月に入ってから中学の先生が小学校へ来校してくれて
中学の出前授業をしてくれる時間が2時間ありました。

そこで、通級の先生が頑張ってくれました!
通級の時間に、「中学の出前授業をしてくれる先生へ事前にお願いしたいことをメールに書いて出そう!」と提案してくれました。

自分の苦手なこと
助けてほしいこと
配慮をお願いしたいこと、
こんな方法だと自分でもできるからと
先生へ伝えることをずっと練習してきました。

いずれ、親元を離れて自分でヘルプサインを出して生活していく
その日に備えて、練習を重ねていました。
今回もチャレンジ!!!

中学の国語の先生による出前授業を前に
お願いのメールを出しました。

今、ルビ付のデジタル教科書やプリントを使って勉強していること
これだと自分でも出来ること
周りについていけることを
先にお伝えして
出前授業でも可能ならば、ルビ付きのプリントを用意してほしい
音読は苦手だから初見の時は難しいです
板書が間に合わないかもしれないのでタブレッド撮影したいですなど
自分の言葉で配慮してほしいことを書いたようです。

出前授業の前日に中学の先生からお返事がきました。
「授業で使うパワポ資料は、〇〇くんだけルビ付で用意して持っていきます。
ゆっくりやる予定ですが、都度確認しながら進めます。
困ったことがあれば、いつでも教えてください」と
丁寧なお返事をいただきました。

あー、もう感謝しかないです。
息子のお願いを実現してくださったこと、
ありがたいです。
出前授業、楽しかったーって帰宅した息子の笑顔に
ほっとしました。

そして、通級の先生にも感謝です。
息子本人にヘルプサインを出す練習をさせてくれたこと、
先生同士で連絡して配慮をお願いすることもできたのに
そこに息子の気持ちをメールで書くという機会を作ってくれたこと、
自分でお願いする練習をさせてくれたこと
本当にありがたかったです。

親として、中学への進学、不安と心配しかなかったですが
入学前にこうして息子が自分で配慮をお願いできたこと、
大きな経験となりました。
ありがとうございました。

小学校の卒業式、涙腺崩壊してしまいそうでドキドキです。
いろいろあった6年間、
息子も自分もたくさんたくさん褒めたいです。

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