見出し画像

陸部男子の高校受験・3〜第2第3希望校は。

第二志望に決めた高校は、
中学校の陸部顧問に勧められて部活体験に行き
顧問の先生の人柄と指導力に魅力を感じて
候補に浮上した学校だった。

1、陸上部の大会実績
 予選会を突破する選手は多数
 (全国はいない)

2、顧問の監督
 指導実績も選手実績もあり

3、陸上設備や施設の練習環境
 タータン走路と幅跳びピットがあり
 陸部専用エリアもある

4、通学距離と時間
 余裕の1時間以内

部の雰囲気は明るく、キツイ練習も
ワイワイと楽しげに行っていた。

ちょっと砕けた雰囲気だな、と
思う部分もあったけれど
部長が仕切りながら、全体練習から
ブロック練習に分かれて進み、
最後には部長と監督の挨拶で
しっかりと締めくくられていたのは
部全体としての一体感を感じられたし、
部員同士はとても仲が良さそうに感じた。

公立高校だが指導者は複数名いるので、
どちらの高校へ進むことになっても
全国を目指せる環境だと思えた。

練習後にはじっくり話す機会を設けてくれて、
勉強も頑張らせたいと話すと、
授業のレベルについては、
進学校の授業とは、まず使っている教科書が違うし、
国公立大学進学や難関私大は余程頑張らないと
難しいです。とハッキリ言ってくれたのも
かえって信頼のおける方だと感じられた。

息子的には、第一志望校の推薦に落ちたら
再チャレンジの冒険はせず、
一般受験は第二希望の高校にすると言う。
この学校の場合は、模試判定でS以外が
出たことはない位の合格安全圏の学校なので、
ほぼ落ちないと思われる。
(それだけ偏差値が違うと言うことなのだけれど)

確かに中学校の先生方は、
志望校を選ぶ際にギリギリの成績で
高校へ入るよりも、自分の偏差値より
少し下がる学校へ行き、指定校推薦を
狙う道があるよと勧めているので
それもアリなのかなぁ…と思う。

聞くところによると
今の私立大学は、募集枠の半数を
推薦枠にしているところが殆どだというから。

それぞれの高校が持っている指定校推薦は、
枠は少ないが合格率が非常に高いし、
校内選考で推薦を勝ち取ることが出来れば
9月末には進路が決まるのは大きい。
(そんなに早く受験が終わる場合も
あるなんてことも、知らなかった…)

しかし一年生からの評定が選考基準となるので
入学してから好成績をキープすることが求められ
学内競争を勝ち抜かなくてはならない。

その他にも公募型の推薦や、
それぞれの大学が選考基準を設けている
総合型推薦など、推薦に挑戦する機会は
幾度かあると知った。

それぞれ11月末、12月末と
一般受験前に合格がもらえることは
かなり大きい。

もちろん、大学にもスポーツ推薦はあるし
全国で入賞するようなレベルであれば
大学側から声が掛かるんだろう。

ーーー
第二志望の受験時に何らかの不幸が起きて
不合格となった場合、
第三志望で併願優遇措置で入学許可を頂いている
私立強豪校に行くことになる。

その場合は、
熾烈なレギュラー争いが待っている。
上に繋がる大会へのエントリーは、
1種目3人まで。

強豪校に集まった実力者がひしめく中、
その地位を上級生含む部員たちと争い
負けることなく勝ち取っていかなくては
ならない。

ちょっとでも調子を落としたり、
ケガでもしようものなら
あっという間に前線からは外されるだろう。

戦国時代さながらのサバイバルになるね。
なんてノン気なことを
言っている場合ではないことになるのは、
確かである。

どんな未来が待ち受けているのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?