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一次的体験と二次的体験

外の世界の現象そのもの(土地)を、私たちが神経を使って認知するとき、脳内で言語化される前の感覚、それが一次的体験。

そのあと、一次的体験を脳に収納するために言語化して認知した表象(地図)を二次的体験。

外の世界の現象そのものは「事実」であるが、二次的体験として認知する過程で言葉による変形を受けている、という考え方。

また、この事実を言葉で変形することを、言葉のメタモデルという。

そして、私たちが外の世界そのものと意識しているものは、すでに自分の言葉を通して変形している二次的なものであり、外の世界そのものではない。


たとえば「私の人生は問題だらけです。。」と悩む人がいたとする。

その悩みは二次的体験である。

解決の糸口として、二次的体験をヒントに、より事実に近い一次的体験へさかのぼることにする。

しかし、一次的体験は言語化されているものではないので、おそらくイメージなどの不定形なものだといえる。言葉で語ることもむずかしい。

そして、不定形であいまいなものであるからこそ、換えうる余地がある。


◆参考文献:クリスティーナ・ホール博士 クリスティーナ・ホール博士の言葉を変えると、人生が変わるーンNLPの言葉の使い方 2009


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