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未来を変える"言葉"講座

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アメリカの著名な心理学者たちの研究によれば、わたしたちが無意識につかっている「言葉」に意識を向けることで、その人の未来を変えることができる、といわれています。私の好きな心理学の専…
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#人生

誰も「絶対的な意見」は持ち得ない

信念/観念の説明を、テリトリーとマップの関係で説明してみる。 一次的体験が「テリトリー(…

あなたが望む人生の選択肢を選ぶために

前回お話ししたように、自分自身が望む方向に注意の矛先を向けるように、リフレームすることで…

日々の時間に意識を向けて豊かに過ごす

日常で起こることは、基本的にニュートラル(中立)である。 人間が何らかの意味を与えない限…

「信念/観念」から中立でいる

私が知人たち六人と、とあるミニシアターに映画を観に行ったときのこと。映画を見終わったその…

その信念/観念はプラスかマイナスか?

日本人は、日本語の「信念/観念」が既に判断を含んでおり、プラスマイナスの判断をしがちであ…

言葉にはタイミングも重要

言葉が及ぼす効果に影響を与えるタイミングの重要性についてのエピソード。 何年もの間、ある…

信念とは、あらかじめ決めておいたもの

先日、駅構内でホームに向かって走っている人をみかけたのだが、その人がホームに着いた瞬間、電車の扉が閉まり出発してしまった。 このとき、電車に乗れなかった状況に対して、人間は意味づけをしないといられない。「ああ、もう一分早く家を出ていたら」と思うわけである。 信念/観念とは、前提(プリサポジション)である。 自分に起こること(刺激)に対して、一定の反応をするように決めておく。 これはもちろん意識下のレベルではあるが、信念/観念は、私たちが世界に対してどんな反応をするのか

招き入れるような言葉

とある四十代の女性がわたしにこう話した。 「ビジネスで成功していてお金も儲かって、仕事も…

「信念/観念」が人生に及ぼす影響

わたしたちは何かを経験をすることで、人生にある種の構造を与えている。 どのような行動をす…

親が子供の信念/観念を形作っている

買い物に行ったときの話。 夫婦がいて、その後ろに小さな子供がいた。子供は泣いている。菓子…

理屈を理解したがる

リフレーミングとディストーション(歪曲)について。 ある一つの体験をしたとする。たとえば…

自分の言葉が自分の未来を形作る

人の話を聞いているときに、その人がどのような言葉を使うかに注意することによって、その人が…

「意味」が未来をつくっている

わたしたちは「意味」を頭のなかにストックしている。そして、その意味が呼び出されている。 …

ラベルは部分的。だから変化が可能。

ラベルとは、「全体性を説明していくための、ある特定(一部分)の現実」である。 机の上に置いてあるコップを指さして、わたしたちはコップと言うが、コップと言った途端にコップという言葉がある一連の「関連性」を意識させる。 あなたの意識のなかにも、わたしの意識のなかにも、「コップに関連したある意味」が存在します。 たとえば、これはコップではなくてグラスだ、あるいは容器だ、ホルダーだ、ということもできる。 いくつかの呼び名があるが、呼び名によってわたしたちがどのようにそれに反応