マガジンのカバー画像

未来を変える"言葉"講座

29
アメリカの著名な心理学者たちの研究によれば、わたしたちが無意識につかっている「言葉」に意識を向けることで、その人の未来を変えることができる、といわれています。私の好きな心理学の専…
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

信念/観念の「一般化」

アルフレッド・コージブスキーの引用、「人間がある経験から超越、または分離することができる…

誰も「絶対的な意見」は持ち得ない

信念/観念の説明を、テリトリーとマップの関係で説明してみる。 一次的体験が「テリトリー(…

知らないうちに自由を制限している

私は、家に入ったとき、いつも鍵を「どこかに」置いてしまう。そして、出かけようとすると 「…

あなたが望む人生の選択肢を選ぶために

前回お話ししたように、自分自身が望む方向に注意の矛先を向けるように、リフレームすることで…

日々の時間に意識を向けて豊かに過ごす

日常で起こることは、基本的にニュートラル(中立)である。 人間が何らかの意味を与えない限…

「信念/観念」から中立でいる

私が知人たち六人と、とあるミニシアターに映画を観に行ったときのこと。映画を見終わったその…

その信念/観念はプラスかマイナスか?

日本人は、日本語の「信念/観念」が既に判断を含んでおり、プラスマイナスの判断をしがちである。 英語の信念/観念である「ビリーフ」は、中立なものである。 つまり、日本語でいうところの「信念/観念」、それは「二次的体験(セカンダリーエクスペリエンス)」なのである。 つまり、信念/観念がポジティブだ、ネガティブだというのは、その結果だけを見て判断しているにすぎない。 たとえば、起きたことが気に入ったときには、これはプラスの信念/観念があ ったんだ、気に入らないときは、マイナ

言葉にはタイミングも重要

言葉が及ぼす効果に影響を与えるタイミングの重要性についてのエピソード。 何年もの間、ある…

信念とは、あらかじめ決めておいたもの

先日、駅構内でホームに向かって走っている人をみかけたのだが、その人がホームに着いた瞬間、…

招き入れるような言葉

とある四十代の女性がわたしにこう話した。 「ビジネスで成功していてお金も儲かって、仕事も…

「信念/観念」が人生に及ぼす影響

わたしたちは何かを経験をすることで、人生にある種の構造を与えている。 どのような行動をす…

親が子供の信念/観念を形作っている

買い物に行ったときの話。 夫婦がいて、その後ろに小さな子供がいた。子供は泣いている。菓子…

理屈を理解したがる

リフレーミングとディストーション(歪曲)について。 ある一つの体験をしたとする。たとえば…

自分の言葉が自分の未来を形作る

人の話を聞いているときに、その人がどのような言葉を使うかに注意することによって、その人がすでに、どのような「特定の未来」を形作っているのかを知ることができる。 たとえば、うまくいかなかったことだけをひたすら話し続ける人はどこにでもいるものである。 その時、わたしはこういう言葉を使ってその人の注意を別へ向かせようとすることがある。 「大事なことはそこから何を学ぶか。過去を振り返って、そこから何を学べるのか、そしてそれをもとに計画を立てることによって、未来に進んでいくことが