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特別支援学級中学生になる息子の進路①

こんにちは!札幌在住仮歌シンガーのキクチミユキ です。
今日は、息子の進路の話。

1、親子で中学校の見学に行ってきた

上記の記事にも書いているのですが、我が家には中度知的障がいの息子「たま君」11歳がいます。彼は現在、小学6年生。地域の公立小学校の特別支援学級に通っています。

通常級に通っているお子さんも、地域の公立中学校にするのか、私立中学校にするのかと様々な準備をする時期かと思われます。そして、特別支援学級に通う子も、中学はどのような進路にするのか様々な選択肢があります。ただいま、絶賛進路を悩み中です。優先度が高い順から、選択肢はこちら!

①地域の公立中学校支援学級にする
②地域の公立特別支援学校中等部にする
③北海道教育大学附属中学校の特別支援学級を受験する
④地域外の公立中学校を選び引っ越す
⑤地域外の公立特別支援学校中等部を選び引っ越す
⑥地域の公立中学通常学級にする

以上6択出てきました。
実はキクチ家は、今年1月末に戸建てをゲットしました。なので、④⑤は必然的に無し。⑥も本人の将来設計を考えると無しです。

となると、①②③のどれかとなります。

今日は、①のために、親子で地域の公立中学校の特別支援学級へ見学に行ってきました。

2、高等支援学校やお仕事へ向けての準備

拝見したのは、農業・木工・縫工の実技。特別支援教育の中学生って何勉強するの?て感じるかもしれないですが、将来のお仕事へ向けた準備の勉強をします。
また、最近はほとんどの生徒が高等支援学校への進学を希望しており、その受験対策としての学習指導もしている様子。

受験のテスト内容はリンク先にて公開されています。予想以上に幅広い科目を網羅してる印象です。いやはや、これ息子くんはほとんど解けない予感!
我が家も、楽しいスクールライフを息子くんにぜひ体験して欲しいので、高等支援学校への進学を希望しています。現実は厳しいなー。

3、彼が興味を持ってくれたことは

さて、世の中にはたーくさんのお仕事がありますが、中学支援級で体験で勉強できるお仕事は農業・木工・縫工の3個でした。息子くんが関心を示したのは…?

木工!!!

お兄さん達が電動ノコギリで板を切っているところがすごくかっこ良かったらしくて、一番目を輝かせていました。興味を持つ内容があってお母さん一安心です。「木でハロウィン作りたいな…」とも語っていました。彼は、ホラーと漢字が大好きな男子。木工と、ホラー・漢字が結びついたことができないかと考えています。いいよねー、なんかできそうだよね。

4、総合的な感想

地域の支援学級、通常学級との交流はあまりなさそうで、そこはちょっぴり残念ポイントです。部活参加については、全部一人で自立している子は問題ないらしい。息子くんは…部活よりは自宅でのんびりしたい派だろうな。

高等支援学校の受験対策は、時事ネタやその日のニュースを折り込みながら理科や社会の分野も勉強できるらしく、素敵だと感じました。ただ教科書で学ぶよりもとっても楽しそう。国語と数学は、個人の進捗に合わせてグループ分けして学習しているそう。これも素敵。

お仕事の準備については、本人が興味を持った「木工」があることがとても嬉しい!木で作ったスマホスタンドが完成品であったのですが、お洒落だったなー。自分が欲しいです。

実は息子くんが1年生の時にも見学に行ったことがあったのですが、その頃よりもとても好印象でした。時代はちょーっとずつ進んでいる、はず。息子くんと二人でウキウキしながら、帰りは二人だけの内緒でお寿司屋さんへ行きました。内緒だよー。

9月ごろからどのような進路にするのか、教育委員会と相談をする「就学相談」が始まります。頑張るぞー!今後も、進路についての記録としてこのシリーズを続けていこうと思います。読んでいただきありがとうございました!

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