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発達障がい児の子育て #21 給食でおかわりができず異食する

先日、給食のおかわりができなかったことに腹を立てた次男が、牛乳パック、牛乳パックのストローが入ったビニール袋、鉛筆、消しゴムを食べてしまうという大事件がありました。

先生から連絡を受け、先に電話がつながったパパが急いで学校へ迎えに行き、病院で腹部レントゲンを撮りましたが、幸いなことに異常はなし。しかし、一歩間違えば死に至る出来事に、私は驚きと恐怖でいっぱいになりました。

先生が言うには、牛乳パックは少なくとも3分の1は食べたとのこと。しかし次男に尋ねると、先生が言うほどの量は食べていないと言います。

ここは当然、食べた量の問題ではありません。しかし、先生のおっしゃることと、次男の言うことに、結構な差があることは気がかりです。次男が、もしかすると自分でも無意識のうちに、衝動的な行動をしているかもしれないからです。

仲のいいお友達が、「朝からちょっと元気なかった」と話していたことも心配でした。もともと朝は苦手で、テンションが低いのですが、仲の良いお友達には、普段とは何かちょっと違う雰囲気が感じ取れたのかもしれません。

すぐにはどうすることもできない状況ですが、週末は休んでいた服薬を、毎日に戻して様子を見ることにしました。
(※服薬については、主治医からある程度の判断を委ねられているため、ご参考までに。もしお読みくださっている皆さまが同じような状況になった際には、必ず主治医の先生に相談してくださいね。)

放課後等デイサービスの先生には、思春期外来の専門医に相談してもよいかもしれませんね、とアドバイスを受けました。

何か事があると、学校・医療・福祉とたくさんの情報共有先があって大変に感じることもありますが、とてもありがたいですし、緊急時だからこそ、母一人で判断しないことが大切だと感じます。

とにかく心配でたまらない毎日ですが、本人が学校に行くときには、しつこいくらいに「牛乳パックは食べちゃダメだよ!」と声をかけています。ついつい「へんなもの食べるんじゃないわよ!」と言ってしまうのですが、次男には「へんなもの」が何かが理解できないので、食べてほしくない物は山ほどあるのですが、まずは「牛乳パック」に言い換えるようにしています。

ちなみに、今回の事件について担任の先生が連絡をくださったとき、私はびっくりして「異食は初めてかもしれないです(;゚Д゚)」と話したところ、先生から「いや、実は小学校が一緒だった子に聞いたら、時々プリント食べてたらしいんですよ!」と恐ろしい回答が…!!

ちょっとちょっと、マジですか…!?知らなかったんですけど!!
小学校もさぁ、そんなことがあったんだったら親に教えてよ…。
と、驚きに二度震えた一日となりました。