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「違うこと」を認める社会

*文章の追加・修正を行いました。(2019.09.05)

トップの写真は、先日自宅で撮影したスペアミントの写真です。
よく見ると右の葉っぱが双子になっているんです、驚きました。
植物にも双子ってあるんだな、って。新しい発見でした。
双子の葉っぱは他にはなくこの1組だけ。他の葉と変わらなく共存しています。
ちょっと違っても共存できる社会、違いを認めてくれる社会、私はそんな社会であったらいいな、と考えます。


転職を繰り返した私

私は、同じ専門職ではありますが転職を繰り返してきました。
「転職」というのは、私はとてもいいことだと思います。
「転職」することで環境が変わります。
それぞれの職場を通して友人が増えました。仕事に合わせて引っ越したことで今自分の中で最高な条件の場所に住んでいると思っています。
次の環境は自分が「おいしい」と感じる空気(雰囲気)を得られるかもしれません。空気が美味しければそこを離れたくなくなるので、定住するかもしれませんね。ちなみに私の最長定住歴は6年、同じ小学校に通い続けたことですね、その次は大学の4年になります。笑
環境が変われば、一から覚え直しです。私は同じ診療科での転職だったのですが、「ん?」って思うことがたくさんあり、時代を間違えた?と感じることも多々あり、結局覚え直しです。他の転職組の同期と、
友人:「ねぇこれさー、なんでこんなことしてるんだろう。そっちでやってた?」
私 :「あー、やってた時も確かにあったけど、
   外からバイトで来てる先生がそれやらないほうがいってたよ。」
なんて会話が出ることもしばしばありました。

鎖国が好きな日本の小さな部族たち

先ほどの「なんでこんなことやってるんだろう」は、よくあります。逆に自分がなんでこれをするんだろう、と考えを持てる機会にもなります。しかし、その職場で行われていることはただただ知識がアップデートされていなかった、というところに行き着くことが多かったです。ですが、そんなことと知ってか知らずか、そこにいる年数が長い方々はそれが「正しい」と思っていることが多く、時折恐怖も感じることがありました。
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。私は、そんな疑問をずっと持っていましたが、最近ある本を読んでその答えなのかな、と考えました。
ー全ての会社は「部族」である
それは人間関係を指したことなんですが、全体としてそうなんだな、と感じます。
規模が小さくなればなるほど、鎖国を続けている日本人たちがいるのです。
私はそれがずっと理解できなくて、いろんなアイデアが浮かんでも潰され、聞いてないと怒られ「自分ができない」と否定したり、これ以上否定されたくないので「NO」が言えず、結果キャパオーバーとなり、壊れていってしまっていました。
キャパオーバーは自己責任ですけど、「私もやったからあなたもやりなさい」という宗教儀礼みたいなやつ、どうにかなりませんかね。

あなたと私は違う

「私がやったからあなたもやれ」のようになぜ、
この社会は「同じ」を求めるのでしょう。
私はこれまでの転職から学んだことは、「組織、無理!」ということで、自分のペースで働く「フリーランス」「開業」ということを考えています。メリット・デメリットも吟味したが、やはり自分には職場の定住は難しいようです。
しかし、長年公務員として働いてきた父は「どうして長く働けないんだ?」と私に投げかけてきました。私も言いたいです、「どうして同じ場所で長く働かないといけないんだ?」と。
同じ場所で働くということのメリットが退職金くらいしか思きません。そして、長く勤めればそれだけ閉鎖的な考えになってしまいます。
そう言えば、父が現職の時代、こんなことを言われたことがありました。
「俺は、看護師が嫌いだ。看護師の三交代と俺たちの三交代は違う、あっちの三交代は働く時間が短い」
確かに拘束時間は公務員の父の方が長かったのですが、看護業務の心身への負担を考えたら父と同じ公務員と同じ働き方をすると、過労死続出するんじゃないでしょうか。現に、医師がそうではないですか。そして、なぜ、その働き方を他職種に求めるの?文句は職場に言え。と言いたいですが、父にとってはそれが「当たり前」だったのだのでしょう。

Twitterでとっとこランサーさんという方がこのようなことを呟いていらっしゃいました。そうです、人によって働ける量、働く内容は違います。
私はこのフルタイム正社員+サービス残業が「致死量」に近かったらしく、体調を壊したため、働き方を見直すことにしました。
そしてその結果、私は今、個人事業主となるための準備中です。
軌道に乗ってくれれば、いずれは「雇用」ということも考えなければなりません。
一から「部族」を作っていくことになります。
私自身も気をつけないと、気づいたらアマゾンの奥深くの部族になっていた。
っていうくらい時代遅れになってしまう危険があります。他者の意見を取り入れつつ、互いの違いを認め合える部族、というか多民族国家を作っていけたらいいな〜
と目の前の課題を放って先の事ばかり考えています。

最後に2番目の項目で出てきました「ある本」を紹介しておきます。


これからの働き方を考えながら、働くのをおやすみしています。 サポートしていただけたら、ちょっとお菓子、買ってもいいですか☺️