見出し画像

先生の優しさが苦しいとき

担任の先生がとてもやさしい。

「来れる時にきてくれれば全然いいです。」
「お友達も会いたがって待ってます。」
「学校にきたら楽しそうなので、送り出してさえくれれば…!」

気にかけていただき
優しくて
とてもいい先生だ。

とにかく優しい先生。

ただ、正直に言うとちょっと苦しい。

先生が待ってる。
お友達も待ってる。
家から出れば笑顔と言われる。

行かせなきゃ
子どもに行ってもらわなきゃ

と、
わたしも力が入る。
プレッシャーも感じる。

家から出してさえくれれば
=家から出さないとダメってこと??

と勝手に拡大解釈モードに陥る。

でも、待って。

息子の顔を見てみると
「学校どうする?」
と聞くほどに
どんどん顔が曇っていく。
次第に涙目になっていく。

学校で見せる姿は楽しそうに見えるのかもしれない。
でも、本人は言う。
「楽しそうに見せているだけ。」

苦しいんだと思う。
わがままとかじゃなくて
本当に苦しいのだと思う。

何かが違うと
身体全体で感じているように思える。

先生からは見えない姿かもしれない。

学校に合う子どもにとっては
学校はすごく良いところだろう。

でも、どうしても合わない子がいる。
きっと息子はそのタイプ。

何をしたからとかじゃなく
最初からそうだった。

だから、ムリにそこに入れようとすると
少しは我慢できても、
ずっとだとやっぱりむずかしいんだ。

だから、学校からの
「どうにかして少しでも来てくれたら」
のプレッシャーに
いつもはなんとか応えられても
続くとやっぱり親子ともにしんどい。

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,912件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?