見出し画像

バリ島から日本に帰国した。なぜならば。グリーンスクール日記7ヶ月目

バリ島のグリーンスクールという学校に子どもを通わせたくて、バリに移住をした。

グリーンスクールとはどんな学校なのか?
英語の話せない小学1年生の息子にどんな変化が起きるのか?

この冒険をいつか老後にゆっくり振り返れるよう、日記を綴ることにする。でも、欲を言えば、いつか海外でこどもを、と考えてるママさんパパさんの背中を少しでも押すものになれば、とも思っている。

これは、わたしのサスティナブルな仲間探しの冒険の始まりでもあるのだ。

-----

4日前にバリ島から日本に帰国した。


バリ島は最高に居心地が良い。

ジャングル、川、森・・・学校がなくても、遊べる場所はいくらでもある。

助け合える仲間も、一緒に遊べる友達もいる。


お米も野菜もフルーツもふんだんにある。

日本食にこだわらなければ、輸出入が止まっても食料には困らないだろう。


なにより、オープンエアーで湿度も高く、コロナにとっては厳しい環境だ。


でも、わたしは帰国を選んだ。


それは、

「あなたがもし万が一、病で倒れたらどうするの?」

親にそう聞かれて、 言葉が詰まったから。


もし万が一、ど健康なわたしがコロナにかかったら。

バリでたくさん助けてくれている、あの人もあの人も、きっとすでにコロナにかかっているかもしれない。

そういう時に、わたしはこの子たちを守れるのか?


そう思うと、「家族と一緒にいたい」と素直に思った。

家族ってのは、旦那くんのことだけじゃない。自分の親、兄姉、祖母。旦那くんの親、姉弟、その子どもたち。

明日が読めないこのご時世に、わたしは家族の役に立ちたいし、支えあいたい。


自分の勘とか心地よさだけでは自分の居場所を決めれない。

ここならお互いをいかしあえる。そう思える場所が、わたしの居場所なんだな。これからの、信頼をベースとした生き方なんだな。


世界が変わろうとしている。今までの当たり前は当たり前じゃなくなる。

明日は自分の選択の先にある。


グリーンスクールもこの先どうなるかわからない。

今通っている家族もたくさんやめる見込みだ。

来年度から新しく来る予定だった家族もキャンセルが相次いでいる。

学校の規模は、今の3分の1くらいの規模になるだろうと言われている。


インターナショナルスクールの中には、あまりにも生徒が集まらなかったら、つぶれてしまう学校もあるだろう。


4月から、どの学校に通うのか。

子どもに、今日明日あさって、どのような環境を作るのか。


今日、子どもと一緒にたくさん話し合おう。

これが、コロナがもたらした『家族の時間』。

家族の当たり前をこの機会に塗り替えよう。