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言葉のトリセツ

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言葉とは意識であり、世界を捉えるためのツールです。 言葉は深く無意識に根差しています。 たった一言で人を死に追いやることもできれば、地獄のような状況の中にある人に希望の光を与える…
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#ライティングのコツ

テン「、」か、コンマ「,」か? 読点の謎を調べてみたら…

「日本語の書き方がわからないんです!」 わたしがよく受ける相談事のひとつがこれです。 (大人のための文章教室をやってます) たとえば、ヨコ書きのときは読点は点「、」なのか? はたまた、コンマ「,」なのか?   テン「、」か、コンマ「,」か?◆句読点の謎 え? そんなこと?って思います? でも、よ~く考え始めると、あれれ……ってなりませんか? 結論から言っちゃいますと―― どっちだっていい!(笑) 全然答えになってませんけど、ほんとこれなんですよ。   肝心なのは、

カタカナ言葉はちょっと面倒なのです~続き

昨日ボウリング大会で遊んだという話のついでに、外来語のカタカナ表記あるある話を書いてみました。 実はわたしもずっと「ボーリング」と書いていた一人です (^^ゞ この記事にnote仲間のおじぞうさんからこんなコメントを頂いたのです。 おじぞうさんはメタバースの道案内活動をしていらっしゃいます。 外来語カタカナあるある、まさに、これ!です。 言葉を大事に扱う人ほど悩んでしまうポイントなんですよ。   「カタカナ言葉はちょっと面倒なのです~続き」◆カタカタ言葉が厄介な理由

ボーリング? ボウリング? カタカナ言葉は時々ちょっと面倒なのです

お天気イマイチの秋の連休に、大人のボウリング大会で遊んできました。 自由が丘にある音楽バーつながりの、似たようなお年頃の仲間です。   さて、ボウリングと言えばご存じの通り、15本のピンを倒して数を競う遊び。並んだピンに向けて投げる(ころがす)のは、重たいボールです。 だからだと思うんですよね。 ついつい「ボーリング」と綴ってしまう。 やりませんか、これ? でも、正しい表記は「ボウリング」です。 言葉にこだわり、文章にこだわる物書き種族のわたしも、これはウッカリしてい