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笑顔からつくるエネルギーと感情の因果関係を木村なりに考察

「木村さんはとにかくよく笑いますよね」

自分の性格や価値観をなるべく客観的に分析することがある。これだけ周りの人に恵まれていて、なんて幸せな環境なんだろうと考えたとき、自分自身の性格や価値観が人を引き寄せたり離したりするのだろう。

私はとにかくクセのある人間だ。45年生きてきて少しはマイルドになったのかもしれないが、言いたいことを言ってやりたいことをやってきたなれの果てがこの有様である。人を喜ばせて幸せにした回数よりも不幸せにした回数のほうが多いと思っていて、もう後半戦に差しかかっているであろう人生において、少しは世のため人のために生きていかないと最後を迎えるにあたり閻魔様にキツいお仕置きをされてしまうだろう。きっと。

両親はよく笑う人だった。それが遺伝したのか、私はとにかく楽しい場所、賑やかな場所が大好きだった。人が集まる場所にはエネルギーが溢れていて、そのエネルギーを吸収したいと無意識に思っていたのだろう。渋谷や新宿のように不特定多数の人が集まる場所は好きでないけど、1つの目的のためにあつまるコンサートや野球観戦の場はとてもテンションが上がる。笑顔が歓声といったポジティブなエネルギーが凄いのだ。たまにヤジなどもあるけど、それをかき消すほどのポジティブが溢れている。

なるべく、街中を歩くときもご機嫌で、笑顔でいようと努めている。考え事をしているときはさすがにご機嫌ではいられないけど、「こいつニヤニヤして変な金髪だな」と思われるほど笑顔でいたいのだ。嫌なこともある。でも、いちいち嫌なことがあった時間を振り返ってもしょうがない。

4月末に日帰り出張で訪れた大阪で財布落とした。その顛末をフェイスブックに書いた時もポジティブな気持ちで臨んだ。

【財布落とした→ただでは転ばんぞ→財布という物体がなくても生活できるようととのえる】

出張先の関西で財布を落とした。紛失手続き系は翌日するとして、財布を紛失したのは自分の注意力のなさがある、という仮説を立てて「じゃあどうすれば財布を落とさないのか」という問いを立てましたと。

でも「いや、そもそも財布がある限り、注意力散漫で落とすことはあり得る。それなら財布がなくても日常生活を送れるようにすればいいよね」と思考を切り替え。 

もうすでに、財布が財布であるべきな機能の8〜9割はiPhoneに移行しているので、ぶっちゃけ金銭的なやらかしはない。財布には2千円&小銭しか入ってなかったしね。じゃあキャッシュカード&クレジットカードの扱いどうするって思考を巡らせたときに、このご時世で不正利用が疑われる事例はすぐにメールで通知(ホントはLINEがいいんだけど)が来るし、まぁ通帳は自宅にあるので現金を下ろすのは問題ない。

でもいちいち通帳を持ち歩くのは面倒だから、メーンバンクのゆうちょが提供している通帳アプリをインストール、以前から使っている認証アプリを組み合わせば通帳&カードがなくてもATMで現金が下ろせる。うん、これで問題の1つは解消やね。財布には紙の健康保険証も入れていた。けど、マイナカードと紐付けた保険証になっているのでそこまで困らない。

財布と落としたのは、6年ぶり3度目。前回は現金で3万円くらいあったし、クレカもキャッシュカードもDXしてなかったから血の気が引いたけど、落とした築地の近くにある交番に届けられていて安堵した。でもいまは、そこまで悲観してない。財布が水牛革のカスタムオーダーで奮発して10万以上したから惜しい気持ちはあるけど、財布がデジタル化している潮流ならアナログな財布はそもそもいる?という仮説を立てて、アナログな財布を持ち歩かなくてもいい仕組みを作ればいいんだよね。

これに代わり「紛失・落としてはいけないリスト」第1位のスマホは、肌身離さず持つ意識は持っている。この意識が強くなったせいで、「アナログである財布」への意識が必然的に失われていったんだろうね。スマホは、メンヘラ彼氏が彼女を束縛するかの如くいつ何時も目を配っているからトイレにも飯屋にも忘れないのですw

写真は、財布紛失に気づいた立ち飲み屋。現金&クレカしか払えないと言われ、現金もクレカもない私は店の常連客にPayPayで3000円を払い、その人から3000円をもらって無事に会計しました。新しい会計の形www

この春にサディーこと編集者の佐渡島庸平さんが主宰する「コルクラボ」に入ったので、課題図書で読んだ「感情は、すぐに脳をジャックする」から以下のインプットを得た。

「感情を知ることで、自分を知る」。怒りの感情も喜びの感情も、なるべく短時間で手放していく。なるほどと。

これまではインプットしたアドラー心理学をベースにして、「なぜ私は、●●のときに▲▲の感情を抱いたのか?」と内省してきた。「感情と事実の切り分け」をすることで、客観的に物事を分析するためにが、感情が脳に入り込んでいくまでの過程が可視化されていて、なるほど!と唸った。

感情の支配から逃れ、上手にコントールすることで人生をより豊かにするためのヒントをもらった。もともと喜怒哀楽が激しい感情をどのように活かしていくか。

笑顔から生まれるポジティブなエネルギーを出していきながら、もっと面白い人たちとの交流をはかっていこうと思う今日この頃である。




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