見出し画像

春の伊豆へ 〜 伊豆高原ビール、絶景と吊り橋、そしてテラス温泉

2020年の春に伊豆高原へ行きました
初日については、こちらで

旅は二泊以上で

せっかく旅に出るのですから、日帰りは忙しいし、一泊というのも寂しい。寝て起きたらもう最終日ではなく、まる一日旅だけの日があると気分がぐんと違ってきます
なので、旅は最低でも二泊以上で行きたいもの

春を求めての伊豆旅行も、二泊三日の予定を立てました
3日あれば、ランチのチャンスがあわせて3回になります。今回朝夕は宿泊についてきますから、現地でお店を選びながらその日の気分に合わせて選べる昼食は、欠かせない楽しみです

ランチはリベンジ

さて、伊豆高原二日目のランチは、もちろん初日に「定休日」という看板の前に崩れ去った、伊豆高原ビール直営レストラン「うまいもん処」に参ります

とはいえ、9時近くまで「坐漁荘」のおいしい朝食をいただいてましたので、すぐにはおなかが減りません。駅で「伊豆急行資料館」などを眺めておなかをこなし、12時半過ぎに入店(今日はちゃんと開いてました)

朝から入浴くらいしかしてませんから腹ぺこというわけでもなく、ここはツブ貝やゲソ、アジなどをおつまみに伊豆高原ビールを
「ああ、この一杯のために生きてるんだなあ」というキャッチフレーズがたまりません。ほんとにそう思います

広い店内はそれなりに混んでいるのだろうと思いましたが、私たちの他には2〜3組だけと思いのほか空いています
金曜日でしたのでそんなものなのかもしれません、時節柄空いているぶんにはむしろありがたいくらいですが、早くお店に賑わいが戻ると良いですね

滝と絶壁を眺めに

旅といっても飲んで食べて風呂に浸かっているだけ…に近いのですが、一応は観光もします

伊豆半島は火山島が南から日本列島に接近しぶつかったという成立事情から多くの地理的特徴があり、ジオパークとして情報がまとめられています
伊豆高原駅から徒歩で行ける範囲にも城ヶ崎海岸に流れ落ちる滝や断崖、吊り橋などがあり、午後の散歩にはもってこいです

わかりやすい案内板にしたがって、川沿いの遊歩道をしばし進むと急に水音が大きくなります。視界が開けると目の前は海、そして川の水は滝となって流れ落ちていきます

この日はあまり水量がなかったようで、パンフレットなどにあるごうごうと水が流れ落ちて行くさまは見られませんでしたが、それでもかなりの落差を落ちる滝が間近で楽しめます

ここから風景を楽しみながら海岸沿いの山道を西に歩くと、眼前には吊り橋が
目もくらむような…というほどの高さでこそありませんし、全長もそう長くはなくがっしりとしているおかげで揺れも少なく、私のような高所恐怖症でも楽しんで渡れる程度。スリルを求める向きには物足りないかも

今宵のお宿は「大室の杜 玉翠」

さて、伊豆高原での二泊目に今回選んだのは、大室山の南側に保養所や宿泊施設が立ち並ぶ中のひとつ「大室の杜 玉翠」です

こちらも、前日お世話になった「坐漁荘」と同様に、部屋のテラスに専用の露天温泉を備えています。今回のお部屋は、建物の形状の影響もあってテラスがやたらと広く、実に30㎡弱もあります。一階の部屋ですが、宿自体が高台にたっていることもあって眺望は快適、広いテラスには椅子(デッキチェアだけでなくソファも!)やテーブルもあって室内以上に快適にくつろげるのに他に部屋よりもちょっとだけ安いというありがたさ。むしろ特別料金で良いくらいです

注意点としては、テラスが広すぎて際のほうは上の階から丸見えになります。入浴したそのままの姿でテラスをうろつかないよう、注意書きがありました
もちろん、お風呂にはちゃんと囲いがあって、外からは見えませんのでご安心を

とにかく、この広すぎて使い方に困るほどのデッキテラスこそ、この部屋の本体といっても差し支えありません(念のため客室も40平米以上あって十分広く快適です)

それほど大きい建物ではなく、非常にゆったりと9室だけがつくられていますので、共用スペースはさほど広くありません
大きな特徴としては、エステの他にレコードプレーヤのある書斎が備えられており、アナログレコードを自由に楽しむことができます。バーから飲み物を届けてもらうこともできますから、しばし寛ぐのも悪くありません(それほど広くないので、譲り合い大事ですが)

海鮮しゃぶしゃぶ、肉、アワビ

もちろん食事、楽しみですよね
なんと、わたしたちのスペシャルテラス付きの部屋は、食事処のすぐお隣でもあります。なので、冗談ではなく玄関開けたら2秒で食事処、大部屋ではなく個室になっていますので、この時期でもとても安心感もあり、何より居心地が最高です

夕食はさまざまなプランがあるようでしたが、今回は海鮮しゃぶしゃぶに加えて、牛サーロインとアワビの陶板焼きのどちらかを選べるプランにしました
もちろん、二人いますから牛とアワビをひとつずつにしました。両方楽しめます(こういう注文が一番多いんじゃないかと思ったり)
先付けから最後の炊き込みごはん、そしてデザートまでしっかりと食べましたのでおなかいっぱい

朝食もしっかり

旅先の朝ご飯がおいしい、というのはだれしもが感じることかもしれません。なぜでしょうね?
気分の問題、あまり深酒せずにゆっくり寝られるから、もちろんおいしいから…いろいろありそうですが、まあ、食事がおいしく感じられるのは良いことです

ありがたいのは、おかゆの選択ができるところです
いくら旅先の朝食がおいしいとはいっても、ここで食べ過ぎてはランチの楽しみにも影響しますし、また、連日のごちそうで胃腸が疲れていることもあります

朝食後はチェックアウト時間(この日は11時でした)まで、またお風呂三昧。買っておいたビールを朝から飲みながら休日を満喫します
けっこうな酒飲みでも日が高いうちは飲まない、というかたもいらっしゃいますが、私たちはあまり抵抗がありません(そもそも都度の飲む量がそれほどは多くない、ということもありますが)

さて、旅は早くも最終日、半日を残すだけになりました
最終日は帰りの電車までの時間で大室山近辺を歩いてみます


この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

54,859件

#旅のフォトアルバム

38,365件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?