「24のkimie」久々の父との再会、娘の反応が「女」だった。
ただいま〜
(ハワイ帰りか!)
数ヶ月ぶりに会う主人。
暖かい気候の東南アジアでの仕事だったので、肌も黒くなり、派手なショートパンツに半袖。(まだ4月だというのに)
身体から放つ微かな、南国臭。
出会って15年ほど経つが、ここ数年ですっかり異国人となってしまった。「なんだか隣で違う男が寝てる」「外国人留学生とのシェアハウス」再会する度、新鮮で、そんな気分を味合わせてくれる。
そして今回の帰国。いままでと違うのが帰ったら娘がいる。ということ。今までなら私に会いたくてたまらなかったであろう主人だが、その対象が娘に変換されて、(少しだけジェラシーな私。そんな母を許しておくれ)愛娘に会いたくてどうしようもない様子。
一方の娘。
まだ生まれて約6ヶ月。
まず父親を認識してるのかどうなのか。再会後懐くかどうか。
比較的誰にでも微笑む愛嬌のある子なので、私の兄(娘からみたら叔父か)に会った時もニタニタニタニタするもんだから
「パパじゃないからねー!この人はおっちゃんだよ!」「パパはイケメンだからねー!」と口すっぱく言う。
主人が不在中にも「パパは私と〇〇(娘の名)のためにお仕事行ってるんだよー感謝しないとねー」「帰ってくるの楽しみだねー」と、
父親の存在について明確に。そしてポジティブな情報を伝えていた。
さて、涙の再会の日。
ハワイ帰りのような父親を前にして、娘はどうだったかと言うと、
やはりニタニタと笑顔を振りまいていた。
ここまでは予想通り。
おっきくなった娘を見て驚く父。
「パパに抱っこしてもらいなー!!」と娘を抱き上げる。
娘の顔が、
女の顔になった。
私の前じゃ見せたことのない。
うまく説明できないけど、「てへへ」「うふふ」「うれしいーー♡」こんな言葉が合う、生まれて6ヶ月とは思えない表情。
(おぬしやるのう)
そして父親の肩にピターと身を委ねる。
母は驚きと共に、そんな2人の姿が微笑ましかった。
娘がお腹の中にいる時。
そっくりな顔の2人の姿を眺めたい。そんな理由から「主人に似ますように、似ますように」とお腹をさすりながら念じてたら、私そっくりに出てきて、「念じすぎたからか!!!」と後悔したのだけど、
ここ数ヶ月で随分と顔立ちがはっきりしてきて主人に似てきた。
(娘は寝起きは私に似て、だんだんと主人の顔になる。えっ、朝は浮腫んでるからとか、私の顔、日常的に浮腫んでるとかやかましわ!!!)
こうして久々の再会にそっくりな2人が戯れ合う姿を見て幸せに感じたし、
会わなくともきちんと父親の事は認識しているのだなと。そして、娘の表情。お見事!模範解答のような100点満点。
お見それしました!!
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