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Numbersで青色申告できるかな 暗中模索で準備


はじめに

なんでもかんでも値上がりの昨今、ついに会計アプリも値上がりした。まあ親切丁寧高機能の割には格安だと感じていたアプリだったし会社の維持費も人件費も上がっているだろう、仕方ないとは感じた。
だが同時に、使い続けるうちにここまでの機能は零細個人事業主には必要ないのでは?とも思っていたのだ。
そんなところにMacOSについてくる表計算アプリNumbersがいつの間にか機能も増えて、これはなかなか使えるのではないかと試してみようと決めた。というわけで、Numbersで複式簿記をある程度まで自動でやれるかどうかやってみることにした。

但し書きとして、個人情報保護と自分の事業では発生しないデータのテストも兼ねて架空の事業主の設定とさせていただきます。それとNumbersの基本的な使い方の説明はしません。というか私も全然詳しくないからマニュアルと首っ引きで使ってます。簿記についてはさらにおぼつかないので後々記事の内容と外れる方向にいくかもしれません。

ファイル作成

Numbersを立ち上げ、ファイルメニューから新規を選択、テンプレートは空白を選択し作成。
右メニューの表タブのヘッダとフッタで列のヘッダを0に設定。するとこんなシートになる。

空のシート

ファイル名は適当に「帳簿」にしておいた。

準備

まずは前年度の繰越金額を入力する。

シート名も前年繰越に変更した

表内の「コトリメール」はクレジットカードで決済している設定。

次に各シートでの共通する入力科目を作っていく。つまり勘定科目や補助科目なんだが、ここでNumbersのデータフォーマットのポップアップメニューを使う。まず勘定科目、補助科目、取引先を入れていく。

科目

架空の企業名を考えるのに時間を結構取られた。勘定科目については取引が発生しそうにないものは省いた。
ここでポップアップメニューを作るのだが、セルタブでポップアップメニューを選んで項目を入力しても作れるがこうしてあらかじめリストとして入力してある列の範囲を選択してからポップアップメニューを選んでも作れる。

リストの範囲を選択


項目がリストの内容で作られている

このままだと最初の項目「売上高」が基本になってしまうので「最初の項目で開始」を「空白で開始」に変更する。


ポップアップメニューできあがり

他の科目も同様にポップアップメニューにしていく。そして各出納帳に使っていくのだが、注意が必要なのは元のリストを編集しても作られたポップアップメニューには反映されない。このあたりはもうちょっと便利になってほしいかこちらが未熟でもっと便利な方法があるのかもしれないが。ともかくこれで一応準備のさらに準備くらいはできたので今回はこれまで。

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