母と娘。

30歳を超えて、自分の思考回路がどうなっているのか、
1つ気付いた。
私はいつも頭の中に、自分の意見に対してツッコミをする母がいる。

その思考回路は鮮やかなほど自然で、光の速度でツッコミをするから、
今まで気付きもしなかった。

「母の思い通りにする」ということではなくて、
「母に言ったらこういう反応をする。」ということを踏まえて物事を決定している。
もちろん母が反対するような決定をしたことも多々ある。
でもそれは純粋な意見ではなくて、母の判断を踏まえた上での自分の判断。

特に実家に居たときはこの傾向がとても強かった。
1人暮らしを始めたときに、「実家にいると、良くも悪くも親の運気の影響を受ける」と聞いたことがあって、
「スピリチュアル系の意見かなあ？」と思っていたけど、
こういうことなのかなと思う。

私は母が好きだ。
家庭と仕事を両立して、地域貢献もして、冷たいくらいにブレない。
母が好きだから、「母だったらどうしたかな、母が選びそうなことが正解なのかな。」若くて選択肢が膨大にある中、そう考えてしまうことも仕方ないのかもしれない。

でも、これからは本当の自分の気持ちや直感を一番大切にしたい。
まずはその気持ちを受け止めたい。
母のツッコミは、それから。

大人になって気付く自分の特性がたくさんある。
ある程度人生経験を重ねてきたからこそ気付くようになってしまったのかもしれない。

書くことが好きなので、書いて、友人に話して自分の中で腹落ちさせていきたいと思う。