特別展 あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち
いわゆるアール・ブリュットの作品展、最近多いですね。今日は友人と、上野の藝大美術館で見てきました。やっぱり、つぶつぶ組合、びっしり組合、ぐるぐる組合の方々が大勢いました。いつも不思議に思うんです。アール・ブリュットと呼ばれる作品にはなぜ点描や反復、執拗な描き込みが頻出するのでしょう。離れた場所で個々に制作されているのに、それぞれに異なる作風なのに、複数の作品にしばしば現れるこのつぶつぶとびっしりとぐるぐるは何か。強迫でしょうか。官能でしょうか。知覚が拡大するとつぶつぶやびっしりやぐるぐるが出現するシステムが人の脳にはあるんでしょうか。賢い人に解明してほしいような、言葉にして欲しくないような、どっちつかずな気持ちです。
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