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罵詈雑言の指導者がいない世界線へ

とある週末。
小2の次男が所属するチームの練習試合。
場所は多摩川河川敷。
主催チームは4面分のコートを用意し、各年代ごとに練習試合を行なった。

次男の小学2年生、他はおそらく小5、小4、キッズ。
多くの子どもたちが集まった。
しかし、聞こえるのはコーチの怒号だけだった。
なんと隣の広場ではドッヂボールの試合も行われていたが、そこでも子どもたちに怒鳴るコーチがいた。
不快感しかない、週末の多摩川河川敷。

「前へ走れ」「広げろ」
「何回言わせるんだよ!」
「おいおい!何やってんだ!」
「起きてるのかー!?」

子どもたちをコマのように扱い、選手の動きを指示をする。
そしてもはや大人の社会ではNGなパワハラ、モラハラの罵詈雑言を子どもたちへ繰り返す。

このままでは失敗を恐れ、挑戦しなくなる大人に育つ。
自分で考えることをやめ、指示を待つだけの大人に育つ。

ちなみにこのチームの子どもたちはラフプレーが多く、
足を蹴る、シャツを引っ張るは当たり前、
中には、背中を叩く、首元にラリアットする、皮膚を強く掴む。普通の試合ならレッドカードなプレーが見過ごされていた。
(審判は相手チームのコーチ達)
コーチに叱られないために、そういうプレーになってしまうんだろう。

指導者の役割とはなんだろうか?
自分のサッカー観を子どもたちへ徹底的にねじ込むことだろうか?
考えさせず、自発性の機会を与えず、無意識に反応する身体にすることだろうか?

サッカー(またはスポーツ)を通して学ばせること、伸ばすことがある。
サッカーサイボーグにすることではない。

叫ぶのはいい、怒号はやめろ。怖がらせるな。
指示するな。考えさせろ。やらせてあげよう。

親御さんはどう思っているんだろう。
チームに入れる時には気づかない。
試合になったら「こんなんだったの!?」と思うのか。

どうすれば、このような指導者が減り、
自発的に取り組む、考える、伸びる、創造性あふれる子どもが育つ環境になるのか?

JFAではかなり前から取り組んでいる。

サカイクでは関連記事が多くあがっている。


指導者に限らず、同じように自分の子を罵詈雑言する親もいる(うちのチームにもいる・・・)


あえて今回のチーム名は記載しないが、そのようなチームに入れたくない親御さんがいるなら、教えます。
また、今後も罵詈雑言コーチを発見したら情報共有します。

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