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【中国短期留学⑩】瞳の色が金色のおじさんと

中国短期留学後半に、内モンゴル自治区へ行きました。

人生初の夜行列車を体験し、ついに内モンゴルに到着。
確か駅はフフホトだった気がします(うろ覚え)。

駅からはバスに乗って移動しました。内モンゴルでは語学の勉強はなかったので、完全に観光目的で来ました。

観光バスには、観光ガイドのおじさんが専属で一人ついていて、私たちが内モンゴルで過ごす間ずっと一緒にいてくれました。

このおじさん、日本語が話せて私たち女子大生と絡んでくれました。

「モンゴル人は目が金色なんだよ」

と言って、自分の目を見せてくれました。

目が金色って素敵!と思って見てみると、確かにうっすら瞳の色が黄土色だったことを覚えています。この黄土色を「金色」と言っていたようです。

モンゴル、と言ったら今でもみんな草原で馬に乗って生活しているのかと思いましたが、全くそんなことはありませんでした。

町はアスファルトのコンクリートが敷き詰められ、普通の都市とさほど変わりません。

しかし、北京と違ったのは、至るところにモンゴル語が中国語と併記されていたことです。

 内モンゴル自治区は中国の一部なので、モンゴル語と中国語を併記しているのだとか。

今はわかりませんが、そのガイドのおじさんが言うには、内モンゴルの人は中国から独立したがっているというようなことをチラッと言っていました。

さて、バスで移動した先は私たちがイメージしていたモンゴルの草原です。もちろん、観光用に作られた草原ですが、その広いことと言ったら!!

当然電柱もありませんし、見渡す限り草原しかありません。

青い空、白い雲、緑の草原。この三色。

自分達が寝泊まりするパオ(ゲル)以外は何もないのです。

少し先にいくと、別のパオがあると言われましたが全く見えませんでした。

「少し先って、どれくらいなんだろう」と不安になるくらいです。

ここで、私たち女子大生の生活が始まりました。

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