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【備忘録】趣味と仕事

高校生の頃、進路指導で卒業後の進路について聞かれた。

当時スポーツのインストラクターになりたいと思っていた。
そのときは本気でなりたいと思っていたが、
担任からはそれは趣味の方がいいんじゃないか??
と言われた。
大人の意見に従って10代の頃を過ごしてきたので言われた言葉にショックを受けながらもあっさり夢を諦めた。

あのとき、応援してもらってたらあの道に進んでいたのかな?と思うこともしばしば。
ただ、社会人を経験して趣味を仕事にする辛さを知った。

その後の進路は全く別の道だったが、選んだときにはやってみたい・好きだと思えることであった。

しかし、周りの人間関係や好きというだけでは続けられないことも出てきた。

大学生のころ、友人が世界的に有名なネズミさんがいる夢の国が大好きで働きたい!!と思い面接を受けて採用されたが辞退したと聞いた。
やっぱ趣味は趣味のまま楽しみたいとのこと。
その話を聞いたときは夢があと一歩で叶うところだったのになんてもったいない、なんで諦めるのか?
と疑問であった。

夢の国の空間にいるだけで幸せかもしれないが、キャストとして仕事をするのは楽しいだけでなく現実を見ることになる。
好きであっても現実を見て嫌になることもあるかもしれない。

楽しみながら仕事ができれば一番かもしれないが、【趣味】は自分が楽しめればいいが【仕事】となると人からお金をもらうため対価となるスキルや物を提供しなくてはならない。

私は現在、趣味であったハンドメイドを仕事にしたいと思っている道中である。
自分が精一杯楽しんだものが誰かの心にささればいいなと。

時には苦しいこともあるかと思うけど、今度こそ諦めずに続けていきたいと思う。



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