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Amalfi#4|旅先で出逢う自分の居場所。

きまぐれ猫屋の旅コラム。
< アマルフィ旅|#4 >
きまぐれ猫屋・Ai(@kimaguretabiya)です。

イタリアアマルフィ(Italy/Amalfi)について、何回かに分けて股旅綴り中。前回はイタリアのおじちゃんとカラオケを嗜んだお話。こちら☟

アマルフィ旅を綴ってます!と豪語しながら、バスに酔った話や現地のおじちゃんとカラオケした話等... ちょっと違う目線でのアマルフィこぼれ話を綴ってきました。他の方のアマルフィの記事みるとアマルフィの雄大な景色。美味しい食べ物。かわいい雑貨etc. どれも素敵!その辺りについて、私も少しずつ記憶を辿って綴ってゆきますね。

今日はアマルフィの大聖堂とカフェのお話。


旅の三種の神器と共に

旅するときは大まかな構想を持って(この時ははチェターラdeコラトゥーラを求めて)あとは自由に思いつくままに動くことが常なので、旅の情報はほぼ宿でもらった地図やパンフレット、前日のネット検索などで。国外の旅は

・携帯(Wi-Fiルーター or 現地simが必須)
・クレジットカード
・パスポート

この3つがあれば最低限、なんとかなります!笑!この時も携帯フル活用で検索。旅の便利情報はまた改めてシリーズで書き残したいと思っています。


アマルフィ大聖堂

9世紀頃建設され7回もの改修がされながらロマネスク建築、バロック建築、 イスラーム建築、ロココ建築、ゴシック建築、ビザンチン建築など様々な建築様式が混在しているアマルフィの街の中心部にあるアマルフィ大聖堂。


建物の曲線の並びがとても美しい。曲線美をずっと眺めていました。

改めて大聖堂の写真を眺めると、スペインコルドバにあるメスキータに雰囲気が似ているな...と感じました。

メスキータはイスラム教とキリスト教が混在した歴史があり世界遺産にもなっています。キリスト教の大聖堂としてもゴシック、ルネサンス、バロックなどの様式が混在しているそうです。アマルフィ大聖堂と同じようにいろいろな様式が混在している点は長い歴史の現れでしょうか。

歴史ある建物は、いつの時代も。どんな場所でも。良くも悪くも。様々な影響を受けながら後世に残されてゆくのだな...これもまた必然の成り行き。「ここに辿り着くまでに、どんな歴史を辿ってきたのだろう。」ちっぽけな私の心の呟きを無言で受け止めてくれた大聖堂。

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大聖堂から階段を降りた大通り沿いはたくさんのカフェやレストランで賑わっております。その様子をツイートされている方がおられたのでご拝借↓

この大通り沿いに歴史あるカフェがあります。そのカフェは、この旅でとても想い出深き場所に。


お気に入りのカフェで

『Pasticceria Andrea Pansa』というカフェ。1830年創業。

何度お茶した事でしょう。アマルフィ自体がそんなに大きな街ではないので、ウロウロしてちょっと疲れたら「Pansaに行ってお茶でもしよう!」となり、短い滞在中に何度も通いました。

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ディスプレイもとっても可愛い。その時の気分でカフェラテやエスプレッソを頼み、その時の気分で選んだお菓子をちょこっとつまむ。少し肌寒かったけれど、テラス席に座って行き交う人や街の様子をのんびり眺め、ゆっくり流れる温かな時間を過ごした記憶が蘇ります。


旅先で出逢う自分の居場所

いろいろなカフェに手当たり次第に行ってみるのも楽しのですが、旅先でお気に入りのお店を見つけ通い続けるのもまた乙。だんだん愛着が湧いてきます。ほんの数日前にやってきた街が、長年住んでいる自分の居場所のような心持ちに。旅であれ日常であれ、行きつけのお店を持つことはなんだかホッとします。「帰る場所がある」...そんな感じでしょうか。

再度、その街を訪れた時「あのお店に行こう!」「あの場所へ行こう!」そんな風に思える店や場所ができることはなんとも幸せなこと。またアマルフィを訪れることがあれば、必ずPansaへ行きたいです。

9世紀に建設されたアマルフィ大聖堂。
1830年に創業されたPansa。
1970年代に生まれた私。

2015年、アマルフィで出逢う私達。
時空を超えたスペクタクル!...哉。

かしこ。

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+++巷で歌唄い。時々、消しゴムはんこ教室も。
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