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【薬剤師が解説】更年期症状を重症化させないためのPOINT

こんにちは。
キマグレです。
皆さん風邪をひくことなく元気にお過ごしでしょうか?

今日は『更年期症状を重症化させないためのPOINT』について
述べたいと思っています。
更年期障害で悩まれている方、是非試してみて下さい!

更年期、更年期症状、更年期障害の意味の違い

皆さん、1度は耳にした事がある言葉だと思います。
「更年期」「更年期症状」「更年期障害」
この3つの言葉。
それぞれ意味が違います。

①更年期
閉経をはさんだ前後10年間を指します。
つまり女性誰もが迎えるものです。

②更年期症状
女性ホルモンは脳で常にコントロールされ、脳の視床下部の指令により、卵巣から分泌されます。
それが通常です。
それが更年期になると、脳が指令を出しても女性ホルモンが分泌されない現象が起こります。
そうすると脳はパニック状態になります。
このパニック状態によって起こる症状のことを
「更年期症状」と言うのです。

③更年期障害
更年期症状に伴い、体に様々な不調が現れ日常生活に支障が出ることを「更年期障害」と言います。
女性ホルモンの減少が主な原因とはされていますが、育児・親の介護や仕事といったストレスも原因の一つとして考えられています。

更年期症状は人によって症状が違います。

更年期症状。
症状は人によって様々です。

・夏でもないのに大量の汗をかく。
・急に顔がほてった感じになる。
・肩こり、頭痛がひどくなる。
・小さなことで直ぐにイライラする。
など。
全部でその症状は数百種類もあると言われています。
軽いものを含めて約8割の女性が何かしらの症状を自覚しているそうです。

更年期症状を重症化させないための5つのPOINT!

更年期症状を予防するのはとても難しいことです。
生理現象ですから。
ただ、重症化させないことは誰にでも出来ます。
1番大事なことは、今の生活習慣を見直すことです。

主なポイントは
①しっかり睡眠をとる。
②バランスの良い食事をする。
③適度な運動をする。
④リフレッシュする。
⑤頑張らないのを意識する。

このポイントについて、補足させて下さい。

しっかり睡眠をとる
睡眠不足は更年期症状を悪化させます。
体がほてってる場合は眠れないことがよくあるので
氷枕や冷たいペットボトルなどを使って身体を冷やす事が大事です。
またよく寝るためにも、就寝直前のコーヒーなどのカフェイン、お酒などのアルコールは控えましょう。スマホやパソコンは就寝直前の1時間前にはオフにした方がいいと思います。

バランスの良い食事をする
大豆製品や野菜を積極的にとりましょう。
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をしているので、エストロゲンと似た働きをします。減少したエストロゲンの代わりとして補足的に働き、更年期障害の症状を軽減します。
さらには、DHAやEPAが多く含まれる青魚は抑うつ作用が期待できますし、ナッツ類に含まれるビタミンEは血行をよくし、ホルモンのバランスを整えます。

適度な運動をする
ウォーキングやジョギング、スイミングなどの有酸素運動が良いです。
血行を良くし、体を動かすことで良く眠れるようになります。

リフレッシュをする
軽いストレッチやヨガをしたり、好きな音楽を聴く、アロマなどで上手にリラックスやリフレッシュをしましょう。
※アロマによって緊張状態にあった脳がほぐれてホルモンバランスと自律神経が整えられるので、更年期の不調を緩和します。
特にローズやゼラニウム精油は更年期特有の不定愁訴(ほてり、発汗、イライラ、気分の落ち込み、肩こりなど、これらの症状のこと)に作用すると言われています。

頑張らないのを意識する
体調がすぐれない時は思うように目的を達成できないことも多々あると思います。無理して頑張るとストレスが溜まり、さらに更年期症状を悪化させます。
自分一人では気持ちをコントロールできないこともあるので、家族の方に事情を話し自分の現状を理解してもらい、協力を仰ぎましょう。


今日は『更年期症状を重症化させないためのPOI NT』について述べました。
少しでも役に立つことができたら僕は嬉しいです😉

今日も素敵な1日になりますように!!
祈ってます🍀

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