[RIKE] 1on1の駆け引き[バスケ]

ちょいお久でした。またバスケについて書きます。

バスケで最も重要視されていること。マンツーマンの1対1でしょうか。バスケはゴールへお互いに入れ合うスポーツですから、それを入れさせないということで、ディフェンスが大切になってきます。プロチームたちは基本的にはゾーンディフェンスはせず、マンツーマンが多い印象です。

オフェンス(ボールを持つ者)とディフェンス(ゴールに入れさせないように守る者)との激しい攻防戦がたまりません。

オフェンスはいかにディフェンスの穴を掻い潜って点を決めるか。

ディフェンスはいかに相手からボールを奪うか。

このぶつかり合いを制するチームが勝つわけなんですが、これらを擁する戦術というのは世界観点からしてみても多種多彩であり、欧州とアメリカも戦術が違うので、おもしろいんですよ。

その中でも1対1はさらに奥深い駆け引きが見られるわけですが、たまに、これが苦手という人もいます。

まあ私もその一人でしたよ。

なぜかというと、相手が怖いということがたまにありますよね。相手が一生懸命がんばってディフェンスしてくると、威圧感を感じて、パス先を探したり、テンパってボールをえい!ってしちゃって、パスカットされたりと。

まあ実はこれも駆け引きの一つであって、これには相手との勝負に負けたというわけです。

私が先輩に教えられたのは、バスケはボクシングに通じるところがあり、相手との駆け引きだと言われました。

相手が左に拳を出したらそれを喰らうと痛いわけだから、それを避けるわけですよね。バスケも同じで、ディフェンスが左に入ってきたら、逆にドライブしてかわしていく。

要するにだましうちです。

いかに相手をだまし合っていくか。

さっきの例を出すと、ディフェンスが一生懸命にディフェンスしてくるには理由があるんです。相手はかならず性格を見てきます。

もうアップの段階から目を向けてきますよ。こいつ弱そうだなって思ったら、すぐにプレッシャーディフェンスしてきて、狙ってきますから。

もちろん、チームの方針もあるとは思いますが、相手が強いと判断したときに無理にプレッシャーをかけるのは得策ではないからです。

こういうディフェンスには、必ず強い気持ちで向かわなければなりません。そうしないと負けます。

相手のプレッシャーに負けずに、ボールを強く持って、しっかりとピボット(バスケで基本的な姿勢)してください。身体を前に向けて、「おら、抜いてやるぞ」っていう気持ちを見せてやってください。そうすると顔に出ますから、相手も「うわ、こいつやる気だな」って察知して、動向をうかがってきます。

この気迫のぶつかり合いなんですよね。こうしないと、ただビビッてパス探して逃げちゃう。そんなのは勝てないですよ。前回のnoteも戦う意思を書きましたが、実践でいうとこういう例があるわけです。

もちろん、これを逆手に取るというのもあります。相手と対戦する前に相手に弱そうと見せつけて、いざ試合では本気を出して、相手から「こいつヤバイじゃん....」と思わせるのもいいでしょう。

あとは、攻めると見せかけてのパスをしたりと、これは仲間がいないとできませんが、そういう連携を普段から練習して発揮できるようにするのです。

それでも強い気持ちを出していかないといけないですね。そうして駆け引きをするのです。相手の性格やプレーの頻度。得意プレーやチームの戦術をしっかりと見極めるのです。

これをわかると、バスケはどんどんおもしろくなりますから。ぜひとも参考にしてみてください。

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