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ブロディ役 池江蘭さんインタビュー:とにかく『たのしかった!!!』こういう子でした!

きまぐれポニーテールが、15年前の名作『King of Rock'n Roll』をこの夏、お届け。ぬるま湯の青春を謳歌しようとイキがる高校生や、それを取り巻く奇天烈なキャラクターたちが魅力の、ちょっと変わった学園ストーリーです。

個性的な登場人物を舞台に立ち上がらせるのは、きまぐれポニーテール初出演の方も含めた、10名の札幌俳優たち。

エネルギーに満ちた稽古場での姿とは少しモードを変えて、役者たち自身や作品について“しっとりと”伺ってみました。

今回は、ケータイが手放せないギャル女子高生 ブロディを演じる池江蘭さん。

自称“演劇界に遅れてやってきたOL”の彼女が札幌の演劇シーンに登場したときは、多方面で話題をさらっていました。舞台上を動き回るハツラツさと、それを土台作るたしかな実力を兼ね備えています。

稽古場も明るく盛り上げる池江さんに、元気いっぱいなインタビューをさせていただきました!

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ーーーブロディ役 池江蘭さんにインタビューします。よろしくお願いします。

 (池江)よろしくお願いします!

ーーー今作は架空の高校の、架空の部活が登場しますよね。高校時代の池江さんは、何部でした?

 部活は弓道部に入りたかったけど、みんなが入るもんだから、あまのじゃく精神が働いて1人で吹奏楽入っちゃった。サックスがやりたかったけど、全然知らない伸縮性のある楽器(トロンボーン?)を与えられました。悲しかった……。でも好きになったんだよ!
 3年の夏、学祭の準備にガチになってて。部活の先生に「あんまり出れません」って言ったら、「やめてもいいぞ」って言われたの。だから、それを機に退部しました!

ーーーそんなに全力だったんですか!?

 私は学祭を1番楽しみに過ごしてた子で、放課後の準備が楽しくて仕方なかったの!ダンスの振り考えて皆に教えたり!とにかくたのしかった!

ーーーほかにも「たのしかった」エピソードありますか?

 頭から花がめっちゃ飛びまくる初恋をしましたね。毎日が、秒単位で、一喜一憂で、あまずっぱい思い出です。聞かれたら細部までエピソードお伝えします!とにかくいろんなことが『たのしかった!!!』こういう子でした。

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ーーーここからは俳優としての池江さんについて伺います。まず、稽古中によく話す共演者さんはいますか?

 ん〜〜。まだそんなに時間も経ってないから、まだまだ皆と仲良くなる伸びしろがあります。まんべんなく、皆としゃべる!私は昔からそういう子!
 でもいつも必ず最初に、制作のおのちゃんが話しかけてくれるんです。好き♡
(※きまポでは稽古場入場時の健康チェックを実施しています)

ーーー池江さんはご自身のことをどんなタイプの俳優だと思いますか?

 むしろ聞きたい!私はどんなタイプですか?
 たぶん今回のブロディみたいな「空気を変える」、いや「空気をこわす?」みたいなのが求められてるのかなあって思ってます。
 まだまだこだわりみたいなのは持ってなくて、毎度、ただ必死です!(笑)

ーーーなるほど。では今作でのブロディはどんな人物なんでしょう?

 かき乱す、うるさい、邪魔なギャル!見た目はガン黒に白いくちびる。(本番でそのメイクかは分からないけど)

ーーーブロディを演じるうえでのこだわりはありますか?

 かわいこぶらない!ギャルになる!!
 こだわり。長ゼリ。長ゼリフ。見てて楽しくなるように、おちゃめにやろうと思ってます!

ーーー最後の質問です。今作は青春のウラで戦争がじわじわと進んでいきます。もし明日にも戦争が始まってしまうとしたら、池江さんはいまなにをしたいですか?

 戦争が始まるまでまだ時間があるなら、海外旅行しまくる!
 もうそこまで近付いてきたら、家族に感謝する!会えるのは今日が最後かもしれないって思って優しくする!
 その気持ちは戦争関係なく持ってるべきハートなので、今日から心を入れかえて人に優しくする!!

ーーー池江蘭さんへのインタビューでした。ありがとうございました!

 ありがとうございました!みんな、見にきてね〜!

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きまぐれポニーテール『King of Rock'n Roll』

ここは童立桜ン坊高校貞球部、その部室。
俺らの活動は交流と麻雀、それからグラビア考察。
部室では自堕落教師が牌をつかみ、番長が胸ぐらをつかむ。
女子も時折やってくるが、あれはつかめない生き物だ。
これが青春。36度の、平和な青春!

ダラダラしながら流れてく、流されていく。
俺たちの戦場って、ここじゃないのか!?

チケットバナー

足達泰雅(劇団怪獣無法地帯)、百餅、岩波岳洋、長谷川健太、寺地ユイ、吉田諒希(劇団イナダ組)、石川哲也(わんわんズ)、Roman(演劇公社ライトマン)、池江蘭、サイトータツミチ

演出:遠藤洋平
脚本:ミヤザキカヅヒサ(絶対鈍器)/脚色:里美ユリヲ(絶対鈍器)

◎上演スケジュール
7月31日(土) 16:00/20:00
8月1日(日) 14:00/18:00
8月2日(月) 19:30
8月3日(火) 19:30
8月4日(水) 19:30
8月5日(木) 19:30
8月6日(金) 19:30
8月7日(土) 13:00/17:00
※開場は開演の40分前を予定しています。

◎会場
演劇専用小劇場BLOCH
札幌市中央区北3条東5丁目5岩佐ビル1F
TEL:011-251-0036

◎チケットについて
一般前売り:3,000円(税込)
学生前売り:1,500円(税込)
※日時指定、全席自由席、未就学自動入場不可
予約サイト:https://ticket.corich.jp/apply/112579/

感染対策

[お問い合わせ]
MAIL:kimagure.pt@gmail.com
TEL:080−4042−5510(きまぐれポニーテール制作)

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