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日本の首相、ウクライナに55億ドルの追加支援を約束


AFP通信 2023年2月20日 6時03分
日本の首相、ウクライナに55億ドルの追加支援を約束出典:朝日新聞デジタル Pixabay
岸田文雄首相は月曜日、ロシアの侵攻から1周年を前に、日本はウクライナに新たに55億ドルの財政援助を行うと述べた。

今年の七カ国協議の議長国である日本は、2022年2月24日に戦争が始まって以来、欧米諸国とともにモスクワに制裁を課している。

首相官邸によると、すでにウクライナに6億ドルの財政支援を行い、数億ドルの緊急人道支援も行っている。

しかし、「戦争で生活を破壊された人々の支援や破壊されたインフラの再建はまだ必要だ」と岸田氏は東京で開かれたシンクタンクのシンポジウムで述べた。

"我々は55億ドルの追加財政支援を行うことを決定した "と述べた。

日本の首相はまた、侵攻から1年となる金曜日に、G7首脳とウラジーミル・ゼレンスキー大統領とのテレビ会議を開催することを発表した。

岸田氏は、「今年、日本はG7の議長国として、また国連安全保障理事会の非常任理事国として、ロシアの侵略と戦うウクライナを支援し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持するために世界をリードしていきます」と述べた。

G7首脳は5月に広島で直接会談する予定である。

ロシアのプーチン大統領の侵攻以来、日本は防衛用具を送ったり、紛争から逃れてきた人々に避難所を提供したりと、珍しい措置も取っている。

日本は戦後、平和主義憲法を制定し、軍事力を表向きの防衛手段に限定している。

岸田氏の発言は、バイデン米大統領がキエフを非公式に訪問し、ウクライナへの武器供給を増やすと約束したときに出たものだ。

バイデン氏のウクライナ訪問は開戦後初めてで、ゼレンスキー氏は「すべてのウクライナ人に対する極めて重要な支援のサインだ」と述べた。

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