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雑記 2020.8.19

どーも。某大学生のきむです。
今日は久々に友人と会ったりしていました。楽しかったぜ。コロナ禍で失ったものを少し回復した気がします。
あと、それにしてもクソ暑かったです。山に近いほうが空気がべっとりしてなくて多少マシでしたが。
ちなみに見出し画像はお昼ご飯。学食よ。

さて、今日はいろいろ思うことがあって、「大学生の進路」「後期からの大学生活の是非」についてまとめていきます。よろしくね。

大学生の進路

早速ですが、今日は友人と研究室見学に行ってきまして、研究のお話を伺ったのはもちろん、院生の方々も交えてアカデミアの内情をいくらか教えていただきました。そして思いました。「マジで進路考えなあかん。思っていた数倍大変そうだ。」と。今回はそういうお話です。

あ、自分が研究に向いてるかとか、そういう話じゃなくて、単に人生設計として考える必要が出てきたなあ、というだけです。

さて、日本国内では大学生の進路、だいたい大きく分けて「就職」「アカデミアに残る」の二択ですよね。

僕はまだまだ卒業しないのでどちらも遠い先、と思いきや、最短で1年後には関係してくるという。ということで、そろそろ「自分がどうしたいか」「自分に何が向いてるか」を考える機会が必要そうなので、いろいろまとめました。

まずは就職ルートから。

(1)学部卒就職
もっともよくあるやつ。
特徴(というかイメージ)としては、
・「出身学部」より「出身大学」(理系文系そこまで差がない)?
・スタートは学部3年生から
って感じですかね。

個人的には、1つ目は「専門性」問いにくいってことなので、それはそうかなって感じです。当然、エンジニアとかのスキルが求められる職はそうではないかもしれませんが、「〇〇学部だから就職先はここ!」って程じゃないなと。

問題は2つ目ですよね。
大学が「就職」までの通過点になっている気がして「主として学問をすべき大学で、それはそうなんだ?」っていうのと、「大学の学部4年間のうち1年半も就活に費やすんか...???」っていう気がしなくはないです。(早々に内定取れたらその限りではないか?)

(2)院卒就職
修士と博士ありますが...あまり実態に詳しくないし、一応1つにまとめます。
このあたりから「専門性」を問う就職な感じですよね。「で、お前どんだけ論文書いたの?めっちゃ引用された?それすごいの?」みたいな。

修士卒は学部卒に比べたら専門化してますし、そもそも修士課程は2年間しかないですよね。学部卒就職では1年半費やすのに、修士のたった2年間で「修士論文」「就活」の二足の草鞋を履けるのか?という不安があります。

一方、博士は専門化の極致なので、世間の企業では「学科」「研究内容」に合致した職しか選択肢がなさそうだな、という感じがします。

専門性が強みである反面、就職先がかなり限定されますし、もし就職してその専門分野のプロジェクトが凍結とかしたらどうなるんだろう...みたいな不安、専門化した故の不安を感じます。
一般企業人は転職に転職を重ねてキャリアアップとかできますけど、博士卒の30近い人間の再スタートはできるのか?と。

結局、学部卒よりは給与もよく、「専門化しすぎてない」&「若い」ということで「アカデミア」に残らないなら、「修士卒就職」がメジャーなんでしょうか。

おしえてえらいひと。

次はアカデミアルートです。というか、博士号のあとの進退ですよね。

おそらく、出身or枠のある大学で職を探すわけですけど、だいたい「任期付き」なんですよね......いわゆる「ポスドク」ってやつ。
ポスドク、いい噂を一切聞かないんですよね。やれ研究室のボスが横暴だの、激務だの、成果を出さなければクビですし......(特定助教ってのもありますが、実態は任期付きの職で似てますし.....)

なーんかきつそうですよね。ただでさえ大学院生は学費払うとか大変だって言われてたのを頑張って卒業したのに、任期付きで薄給とか将来に不安しかないですよ。
この記事→ https://biz-journal.jp/2019/07/post_106707.html
によると、ポスドクの給料月20万以下らしいし.......

そもそも、なんならポスドクの枠さえ無いこともありそうですし、教授へのルートの第一歩である助教授の枠を博士卒直後にゲットできるかって言われたら絶対しんどそう。

アカデミア就職、運ゲー&鬼畜難易度で、怖いです......
(これは罠で、教授になっても給料がとても良いとは限らない)

だれかアカデミアルートの「明るい話題」とか「本当はこうだよ!」みたいなの教えてください。限界ポスドクのアライさんbotは真実なんですか!?

【総括】
いえ、どこかのタイミングで就職するにせよ、アカデミアに残るにせよ、自分のやりたいことをやるってのが大事なんですけどね?

僕は今の学科やその延長が「やりたいこと」ジャストではないので、就職も結構考えているタイプなんです。(第一志望落ちるから…)
だから、学部卒就職で学部3年から就活するのか?むしろ修士まで行くべきか?え、就職のために院進って不純な動機すぎない?学問がしたいのか?院転はすさまじくないか?結局何がしたいのか?
とかいう「自分を改めて見つめる」ことはまだ続きそう。

学科の延長として、エネルギー関係のプロダクトを世に出したい気持ちもありますし、逆にディズニーみたいなエンターテイメントに関りたい気持ちや、ITエンジニアにも興味が…と、専門外のことも気になって難しいです。

もう少し情報を集めるつもりですが、学部3年から就職を始められる準備はしておきたいと思います。


後期からの大学生活の是非

ということで、たぶん後期もだいたいオンライン授業ですよね。学費据え置きかぁ...?なんか「普段の大学」じゃないのに一緒って嫌ですね......おのれコロナ、許されない。

さて、こういう記事が出ました。

立命大生、1割が退学を視野に休学は4分の1、学生新聞調査
https://this.kiji.is/668723477370831969?c=113147194022725109

穏やかじゃないね。

新型コロナウイルスの影響で、対面授業や課外活動が制限された上、学費への不満や経済的な不安が大きいことが背景にあるとみられる。

地獄じゃん?
1割退学で4分の1が休学視野って、尋常じゃないのでは。いや、全学生に調査したけど、約1400人が有効回答ってことですが(立命館の全学生は35000くらいなので、4%くらい?)

うーん、大学生は公私問わず国家の宝であるというのに、その大学生が「やめる」選択をとらざるを得ないとは。
もちろん、授業がどうこうって理由もあるみたいだけど、学費がとかって問題は是正されてほしい。無駄な損失って感じ。

ていうか、なんか大学だけ始まりませんね。世間のバッシングがな~激しすぎんだよな~大学生が遊んでる奴しかいないって世間の認識が終わってるとか、科学や学問軽視が激しすぎるとか、いろいろありますけど。
20歳超えたような奴らの動向に学校が介入って難しいし、所属学生が感染症になったくらいで「大学が謝罪」「大学名報道」はさすがに意味が分からないぞ?ってのが率直なところ。企業の社員が感染したら企業名いちいち公表してるんか?って。

まあね、大学は確かに小中高校より人数も多くて、感染対策徹底って難しいのは分かります。USJやディズニーで感染対策出来ているなら大学でも出来るでしょ?(名推理)
さすがにテーマパークより来る人間は不特定多数じゃないし、まだ「ルールとマナーを守らないやべー奴」は少ない(はず)んだから。

後期は前期より良い生活が送れるといいけど。

あ、ちなみに、私はn=1なので特に休学や退学を考えてはいないです。オンライン授業が「むり!やだ!」って程でもないし。むしろPDFベースなのでやりやすいんだよな。iPadでノートとるにはね。
ただ、図書館の利用とか、対面でのメリットである「議論のしやすさ」「友人との協力」とかが奪われてるのが嫌ですけどね。

それでは今日はこの辺で。

アカデミア関係者の皆様、学部や院での生活の詳細、就職やアカデミア続投、もろもろ気になるので、もしよろしければコメントなどで教えていただければ最高です。幸いどころじゃないです。よろしくおねがいします!

以上

あなたのサポートで、私の食生活が大幅に改善されます。具体的には寿司になります。たぶん。あとディズニー旅行費用になると思います。ありがとう。