自分の幸せを見つけたい③

前回の続きから

いろんなことがあったけれど、無事に中学生。
中学デビューとはいかないけれど、
私なりに目標を決めて過ごすことにしました。


性格がブサイクなブサイクよりも、
少しでもみんなにとって一緒にいてもいいぐらいのブスでいようと。

今まで憧れだった、音楽の部活に入部しました。
小学校の時に後悔したことを少しずつ正すように、
癖になってしまっていた嘘はできるだけつかないように。
嘘は、人をきづつけることを学んだ。
自分は、とにかく友達とコミュニケーションをとりたかった、
そのツールとして嘘をつかってしまった。

勉強はやっぱり真面目にはできなかったけど、
毎日学校へ行くこと=部活をしに行くことに変わった。
それだけでも私に人生はすごく豊かになった。

もちろん、廊下で男の子とすれ違いざま背中をばちんと
叩かれたこともあった。
でも、放課後になれば私の場所がある。そう思えたし。
部活で出会った仲良しの友達も、何人か増えた。
好きな人もできて、恋話も盛り上がった。

今思うと、部活を始めたことは、
次のプチターニングポイントかもしれない。

私について認めてもらえるということを知った

私は、本にも出会った。内容は、うる覚えだけど、
卒業するまで自殺しないと決めた女の子の話だった。
私は、その本を読んで今はもう思い出せなくなってしまったけど、
うちに込めたいろんな感情が刺激された。

なんとなく私だけじゃない。というような
何か救われたような感覚もあった。

今の私だったら、その本は手に取らないと思う。
その頃から私は、本を読めるようになった。

中三の最初の三者面談で、行く学校がないよ。
と言われ、突然焦りを覚えて勉強を人生で初めて頑張った。

すると、どんどん成績は伸び、卒業することには、
この学校はあなたには無理よ。。と言われていた学校にも
受かる判定が出た。
しかし、無理をせずに私の成績にあった高校をお勧めしてもらい
進学することになった。

中学校では、やればできること。
やったことを認めてもらえることを学んだ。


続く。