うちの子はアスペルガー??

こんにちは、てっちんです。
自閉症児しょうたろうの子育てを綴っています。

子どもが1歳前後の頃、私はぼんやりと、
うちの子は何かがちがう気がする。。。と感じていました。  

何がちがうの?と質問されると、的確には答えられないけれど、一般的な1歳前後の子どもとは何かがちがう。  

もしかして、アスペルガー症候群というものなのでは??と、ふと思うことがありました。  

その頃の私は、アスペルガー症候群という言葉はもう無くて、自閉症スペクトラム障害という大きなくくりになっている事は知らず、以前にテレビで聞いたことがあった、「アスペルガー症候群」という言葉と、不思議な雰囲気をまとっている我が子が妙にしっくりと結びついたものでした。  

今思えば、母のカンってやつですね。  

そしてこの母のカンが後に、しょうたろうが自閉症と診断された時に、現状を受け入れる助けになりました。  

後に、診察室で しょうたろうの主治医が、カルテに「自閉症」と書くのを見た時に、  

「子育てしながら、やっぱり何か変だと思ってました!」  

「この子、大人になっても空気とか絶対読まないタイプの
人間なんだろうなーって感じてました」と、心の中で声高に叫ぶ私と、  

「うちの子、自閉症なの!?ウソでしょ。。。」と
ショックを受けて落ち込む、相反する2人の自分がいたのですが、

うちの子はアスペルガーかも。。と感じていた前者の私が、診断を聞いて落ち込む後者の私の上手いクッションになってくれていたなーと、今振り返ると感じます。  

だからこそ、落ち込む時間もそこそこに、最短で涙を拭いて、前を向く事が出来たのだろうなと、思います。  

結局わったは、知的障害を伴わない分類であるアスペルガー症候群では無かったのですが、(なにせ我が子は、直近の発達検査でIQ28を叩き出していますので)、カンは外れたけれど、そのカンが、子どもを理解するための心の準備の手助けをしてくれたのです。  

母のカン、という名の母の愛、偉大です。
(自分で言うなーー)  

私の体験が、どなたかのお役にたちましたら嬉しいです。  

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