頑張らないための目標

「何か疲れちゃったな」

3日前の夜、そんな思いが脳裏に浮かんだ。仕事も全然忙しくないし、身体的に追い込んでもいないのに、どうして。その疲れ方に漠然とした恐怖を感じた私は、この週末の2日間、自分に暇を出した。

暇を出したといっても、疲れているから温泉には行きたいけどわざわざ行きたくないし、遊びに行きたい気分でもないし…。男子駅伝を観に広島まで行くのならありかも!と思ったが、調べるのが億劫で断念。

考えた末、手っ取り早い方法で、日常の空間から離れることにした。このnoteは、自宅の最寄駅から電車で30分、オフィスの最寄駅から10分のホテルで書いている。本当に随分と近いところへ逃げてきたものだ。

「何か疲れちゃったな」という思いを抱いてから、今日逃げてくるまでのあいだに何がこの疲れの原因なのか考えてみた。

その結果、原因として思い浮んだのは2つのストレスだった。「noteを日付が変わるまでに投稿しないと…」というストレスと「今日もジムに行けなかった…」というストレスだ。

信じがたいかもしれないが(noteの質的に)、私はnoteを1本書くのに毎日2時間以上かけている(3時間近くかかっている日もあるかもしれない)。それだけ時間をかけて文章を書いていたら頭は疲れるし、タイムリミットも気になるから心も疲れる。noteを何とか投稿しても、疲労困憊すぎてジムに行けるような状態ではない。行くのを回避したら回避したで、今日もジム行かなかったな…と思ってまた疲れる。

一方で、note100日連続更新を一緒にやっている友人は、「自分もっとできるだろ」と、さらに頑張ろうとしている。

素直にすごいと思う。私も、今の私がMaxだとは微塵も思っていないけど、今はこれ以上頑張りたくない。もう心が疲れてしまって、すでにストレッチゾーンよりもパニックゾーンに近いところにいるから。

とはいえ、何もアクションを起こさないとこの2つのストレスは解消されず、延々と「何か疲れちゃったな」状態が続いてしまうから、友人の提唱?する方法に倣って、ゆるっと現状打破を図ることにした。

目標:
noteを書く時間を1日90分以内にして、筋トレの時間を確保する
仮説:
noteを書く時間を1日90分以内にして、筋トレの時間を確保したら、この「何か疲れちゃったな」感は軽減されるのではないか
※検証にあたってのルール※
記録と報告(誰への?)を兼ねて、その日のnoteの文末に「noteを書いた時間」「所要時間」「筋トレした時間」を控える

「目標」「仮説」とする内容がこれで合っているのかあまり自信はないが、まあ本来書くべき内容と違っていてもいいや。とりあえず目標はSMARTっぽく見えるしね。(時間を挙げていて具体的だし、時間だから測定可能だし、達成可能っちゃ可能だし、心身ともに健康的に生きるという「私」の経営目標に関連しているし、時間に制約もある!)

SMART:
1. Specific(具体的に)
2. Measurable(測定可能な)
3. Achievable(達成可能な)
4. Related(経営目標に関連した)
5. Time-bound(時間制約がある)

本来、目標は高く掲げて、士気を鼓舞するものかもしれないが、今の私には、頑張らずに、疲れずに「疲れちゃったな」を脱出することが最重要課題だ。「疲れちゃったな」からゆるゆる抜け出して、また「自分もっとできるだろ」と無敵モードで頑張るために、とりあえず今は頑張らないでいこうと思う。

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